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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)
先週
今週の株式市場
今週の米国株式市場は、「政府機関閉鎖の終結」という大きな材料に振り回された一週間でした。
週前半は、史上最長となった政府機関閉鎖が終わるとの楽観的な見方からリスクオンムードが広がり、株価は大きく上昇。特にダウ平均は連日で過去最高値を更新しました。
しかし、週半ばに政府再開が正式に決定すると材料出尽くしとなり、市場の関心はFRBの金融政策に移りました。
すると今度は、相次ぐFRB高官のタカ派的な発言(利下げに慎重な姿勢)が嫌気され、12月の利下げ期待が後退。これまで相場を牽引してきたハイテク・AI関連株を中心にバリュエーション(割高感)への懸念も再燃し、週後半は一転して急落するなど、ボラティリティ(変動率)の高い展開となりました。
11/10 (月) 政府閉鎖終結期待でリスクオン、ハイテク株主導で大幅反発
史上最長の政府機関閉鎖が近く終結するとの楽観から、投資家心理が改善。
先週売られていたエヌビディアなどハイテク・AI関連株が買い戻され、主要3指数とも大幅に上昇しました。
政府再開によって経済統計の発表が正常化し、FRBの政策判断材料がそろうことへの期待感も相場を後押ししました。
11/11 (火) 政府閉鎖解除近づきダウ最高値、ハイテクは利益確定売り
上院がつなぎ予算案を可決し、政府閉鎖の解除が現実味を帯びたことで買い安心感が広がり、ダウ平均は終値で過去最高値を更新。
一方で、前日大きく上昇したハイテク株は下落。特にエヌビディアは、ソフトバンクグループが保有全株式を売却したことが明らかになり、3%下落しました。
11/12 (水) ダウ続伸で連日最高値、ハイテク株からは資金流出続く
政府閉鎖を終結させるつなぎ予算案の下院採決を控え、期待感からダウ平均は4日続伸し、連日で過去最高値を更新。
しかし、市場全体としては方向感に乏しく、S&P500は小幅高にとどまりました。
割高感が意識された大型ハイテク株は引き続き売られ、ナスダックは小幅に続落しました。
11/13 (木) 材料出尽くしとタカ派発言で急落、AI・ハイテク株が売られる
トランプ大統領が法案に署名し、43日間にわたった政府閉鎖が正式に終結。
市場はこれを「材料出尽くし」と受け止めました。
さらに、FRB高官から追加利下げに慎重な(タカ派的な)発言が相次いだことで、12月の利下げ観測が大きく後退。
金利上昇を懸念し、エヌビディアやテスラなど高成長のハイテク・AI株が軒並み急落し、主要3指数は約1ヶ月ぶりの大きさで下落しました。
11/14 (金) ハイテク株は小反発も方向感定まらず、利下げ懸念続きダウは続落
前日に急落したハイテク株に一部買い戻しが入り、ナスダックは小幅に反発。
しかし、来週に控えるエヌビディアの決算や経済データの発表を前に、市場全体は慎重ムードが支配的でした。
FRBによる利下げ期待の後退が引き続き重しとなり、ダウとS&P500は続落して週の取引を終えました。




