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目次
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一週間の動き
1週間のまとめ:日銀利上げも「円安」
週初から日銀の利上げを織り込む形で円高が進みましたが、金曜日にいざ利上げが決定されると、植田総裁の慎重な姿勢が「追加利上げに時間がかかる」と解釈され、円売りが加速
一方、米国では雇用やインフレ指標が弱含み、ドルには下押し圧力がかかりましたが、他国(英・欧)の中銀も緩和的な姿勢を見せたため、相対的なドルの底堅さも目立ちました
12/15(月) 「利上げ期待で円高進行、米雇用統計待ちの週明け」
週明けの市場は、週末の米雇用統計を控えた「様子見ムード」
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ドル: 米政策金利の見通しを探る展開で小幅下落。
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円: 日銀短観で景況感が改善したことを受け、12月の利上げ期待が一段と高まり、対ドルで一時154円台まで上昇しました。
12/16(火) 「米雇用統計は強弱混合、ドル安・円高の流れが継続」
米雇用統計が発表され、市場の反応はドル売りに傾きました。
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米雇用: 雇用者数は回復したものの、失業率が4.6%(4年超ぶりの高水準)に悪化。米景気減速への懸念からドル指数は10月以来の低水準へ
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円: 日銀が18-19日の会合で0.75%への利上げに踏み切るとの確信が市場で強まり、2日続伸
12/17(水) 「英国のインフレ鈍化でポンド安、ドルは買い戻しの動き」
英国の経済指標がサプライズとなり、欧州通貨主導の動きとなりました。
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ポンド: 英消費者物価指数(CPI)が予想以上に低下。これを受け、翌日の英中銀(BOE)による利下げがほぼ確実視され、ポンドは急落
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ドル: FRBのウォラー理事が追加利下げを支持したものの、前日のドル売りの反動もあり、ドル買い戻しが優勢となりました。円は日銀会合を前に155円台へ下落
12/18(木) 「英中銀は3会合ぶり利下げ、米インフレも予想を下回る」
欧州と英国の主要中銀が政策発表を行い、米インフレ指標も公表されました。
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各国中銀: 英中銀(BOE)は0.25%の利下げを決定。一方、欧州中銀(ECB)は金利を据え置き。
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米CPI: 11月の米CPIが2.7%と市場予想(3.1%)を大きく下回り、発表直後はドル安・円高で反応しましたが、その後は持ち直しました。
12/19(金) 「日銀30年ぶりの利上げも、植田総裁の『手探り』発言で円急落」
1週間の最後は、円の独歩安となりました
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日銀: 政策金利を0.75%に引き上げる歴史的な決定。しかし、植田総裁が会見で「中立金利は手探り」「追加利上げの時期は明言せず」と慎重なトーンを見せたことで、市場はこれを「ハト派的」と判断。
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円: 「材料出尽くし」の円売りが殺到。ドル円は157円台まで急騰したほか、ユーロ円やスイスフラン円も過去最高値を更新。片山財務相による口先介入も行われました。




