2026

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2026/2/13

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米国株が急落、AI期待から懸念へ、ハイテク主導でリスク回避

  • 米主要3指数が大幅下落、シスコシステムズは12%安
  • AIが既存産業を脅かすとの懸念から、ソフトウエアや運輸株が売られる
  • PayPayが米国でIPO申請、日本企業として過去最大規模の可能性

AIへの期待が「不安」へ変化、市場心理が悪化

12日の米株式市場では、これまでの「AIブーム」に変化が生じています。S&P500種株価指数は1.57%下落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は2.03%の大幅安となりました。

投資家の関心は、AIによる「生産性向上」から、既存ビジネスの「破壊」へと移りつつあります。

特にソフトウエア、保険、物流といった業界がAIの台頭により打撃を受けるとの見方が広がり、関連銘柄が売られました。

市場では「勝ち組」探しから、AIによって利益を失う「負け組」探しへのシフトが鮮明。

また、翌日に控えた重要経済指標の発表を前に、リスクを回避する動きも見られます。

一方で個別銘柄では、PayPayが米国証券取引委員会(SEC)に上場申請を行ったことが話題となりました。

IPOとは?

「Initial Public Offering」の略で、未上場の企業が新しく株式市場に上場することです。「新規株式公開」とも呼ばれ、今回のPayPayの事例では巨額の資金調達が期待されています。

為替】円が4営業日続伸、自民大勝で安心感 米ドルは方向感欠く

  • 円が対ドルで上昇し152円台後半へ、衆院選での与党大勝が追い風
  • 米経済指標は雇用と消費で強弱入り混じり、ドルは小動き
  • 市場の関心はFRBの政策判断と次回の物価統計へ

日本の政治安定が円買いを誘う

外国為替市場では、円が対ドルで上昇を続けています。

大きな要因は、先日の衆院選で高市首相率いる自民党が歴史的な勝利を収めたことです。

政権基盤の安定により、日本の財政に対する海外投資家の不安が後退。この安心感から円を買う動きが広がり、対ドルで4営業日連続の値上がりを記録しています。

米国経済は判断が難しく、様子見ムード

一方、米ドルは明確な方向感を欠く展開。

最新のデータでは、失業保険の申請件数が減るなど雇用は堅調ですが、個人消費を示す小売売上高は伸び悩んでいます。

経済指標に強弱が入り混じっているため、FRB(連邦準備理事会)が今後どのような金融政策をとるか見通しにくく、投資家は慎重な姿勢を崩していません。

市場の関心は、13日に発表される消費者物価指数(CPI)に向けられています。

また、日米政府間では巨額の投資案件に関する協議が進められており、両国の経済連携の行方も注目されています。

原油と金がそろって急落、リスク回避の「換金売り」が加速

  • NY原油は反落、米イラン情勢の不透明感が続く
  • 金相場も大幅安、株安の損失補填で売られる展開に
  • 銀価格は一時11%安と激しい値動きを見せる

原油・金ともに大幅下落、市場に広がる「リスク回避」

12日の商品市場では、原油と金がともに大きく値を下げました。

世界的に投資家のリスク回避姿勢が強まる中、株式市場での損失を埋め合わせるための換金売りが商品市場にも波及しています。

原油:イラン情勢への警戒続くも反落

ニューヨーク原油先物(WTI)は2.8%安の1バレル=62.84ドルで取引を終えました。

トランプ米大統領はイランとの核合意交渉について言及した一方、決裂すれば「深刻な事態」になると警告しています。

市場では中東情勢の緊張による供給リスクが意識されていますが、リスク回避の流れが勝り、価格は下落。

専門家は、差し迫った軍事衝突がない限り、価格は一定の範囲内で推移すると予測しています。

金:安全資産も「現金化」の波に飲まれる

通常は安全資産とされる金も売られ、スポット価格は前日比2.7%安の1オンス=4,947.31ドルとなりました。銀にいたっては一時11%もの急落を見せました。

株式相場の急落を受け、投資家が現金を確保するために保有している貴金属を手放したと見られます。

また、これまでの価格急騰に対する利益確定の売りも重なり、下げ幅を広げました。

リスク回避(リスクオフ)とは?

投資家が相場の変動や経済の先行きに不安を感じた際に、株式などのリスクが高い資産を売って、現金や国債などの安全な資産へ資金を移す動きのことです。今回は現金確保の動きが特に強まりました。

 

 

 

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