【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
米国株式市場
S&P500大幅下落
- 2023年3月以来の大幅安
- 前営業日比 -94.99ポイント (-1.73%)
ダウ工業株30種平均
- 前営業日比 -410.34ポイント (-1.01%)
ナスダック総合指数
- 前営業日比 -436.83ポイント (-2.55%)
8月雇用統計の影響
非農業部門雇用者数
- 前月比14万2000人増
- 市場予想を下回る
- 3カ月平均は2020年半ば以来の低水準
失業率
- 4.2%に低下(5カ月ぶり)
- 一時的なレイオフ増加の流れが反転
市場の懸念
景気冷え込みへの対応
- FRBの対応が後手に回っているという懸念
- 景気減速のペースに注目
金融緩和の見通し
- 利下げの規模と時期に関する議論
- 9月のFOMC会合での利下げ開始の可能性
FRB理事の発言
ウォラー理事のコメント
- 労働市場の軟化リスクの増大
- 9月会合での利下げ開始の重要性を強調
- 大幅利下げの可能性にオープン
市場専門家の見解
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュート
- 短期的なボラティリティ継続を予想
TSロンバード
- 景気の変曲点に近づいているとの指摘
- FRBの対応が重要と強調
エバコアISI
- 9月に25bpの利下げ開始を予想
- 11月以降の50bpへの加速の可能性
まとめ(解説)
米国株式市場は8月の雇用統計を受けて大幅下落、S&P500は2023年3月以来の大幅安となりました。
雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、景気冷え込みへの懸念が高まっています。市場の関心は、FRBがどの程度の金融緩和を行うか、そして景気減速のペースに集中しています。
FRBのウォラー理事は労働市場の軟化リスクを指摘し、9月の利下げ開始の重要性を強調しました。市場専門家の間では、利下げの規模と時期に関して様々な見解が示されており、9月に25bpの利下げ開始、その後の可能性として50bpへの加速などが予想されています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
2024/09/18(次回FOMC)
- 1回→70.00%(+11.00%)
- 2回→30.00%(-11.00%)
年内利下げ確率
- 2回→0%(%)
- 3回→0%(%)
- 4回→42.66%(-19.68%)
- 5回→57.34%(+19.68%)
米国債市場
2年債利回り
- 大幅低下: -8.3bp (-2.21%)
- ウォラーFRB理事発言後、一時15bp低下
- 2023年3月以来の低水準3.595%を記録
10年債利回り
- 小幅低下: -0.6bp (-0.15%)
- 15カ月ぶりの低水準3.648%を一時記録
30年債利回り
- 小幅上昇: +0.9bp (+0.22%)
利回り曲線の状況
2年債と10年債の利回り格差
- マイナス6bp
- 逆イールド状態が継続
金利スワップ市場の反応
9月FOMC会合への期待
- 50bpの利下げを一時織り込む
- その後、期待は後退
8月雇用統計の影響
非農業部門雇用者数
- 前月比14万2000人増
- 市場予想を下回る
失業率
- 4.2%(前月4.3%から低下)
市場の金利見通し
CMEグループのフェドウオッチ
- 9月FOMC: 25bp利下げ確率73%、50bp利下げ確率27%
- 2025年末までに計251bpの利下げを織り込む
専門家の見解
メットライフ・インベストメント・マネジメント
- FRBに急ぐ理由はない
- 労働市場は緩やかに減速中
まとめ(解説)
米国債市場は8月の雇用統計やFRB理事の発言に敏感に反応しました。2年債利回りは大幅に低下し、一時2023年3月以来の低水準を記録。10年債利回りも15カ月ぶりの低水準まで一時低下しました。
雇用統計は市場予想を下回ったものの、失業率は小幅低下しており、労働市場の緩やかな減速を示唆しています。これを受けて、市場ではFRBが急激な利下げを行う必要性は低いとの見方が強まっています。
しかし、債券市場は依然として今後1年半にわたる積極的な利下げを織り込んでおり、2025年末までに計251bpの利下げが予想されています。9月のFOMC会合では、25bpの利下げが最も可能性が高いとみられていますが、50bpの可能性も完全には排除されていません。
2年債と10年債の利回り格差はマイナスを維持しており、逆イールド状態が続いています。これは、短期的な景気後退リスクを市場が警戒していることを示唆しています。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑