2024/9

【経済ニュースまとめ】・為替市場の一週間まとめ9月9日~9月13日

【経済ニュースまとめ】

 わかりやすく要約とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。

情報収集の時短にぜひ活用してください。

国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。

初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします。

当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです。

昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。

金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています。

X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします。

 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介

経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!

私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。

全てを一度に紹介しきれないので、定期的に更新します!

転換の時代を生き抜く投資の教科書 後藤 達也 (著)

「元日経新聞記者の後藤達也さんが、現代の複雑な経済環境をわかりやすく解説。新NISA、株高、円安、インフレなど、今日的なトピックを通じて、投資の基礎から経済の仕組みまで幅広く学べます。株式市場を通じて世界情勢や社会変化を理解し、ビジネスパーソンに必要な経済知識と教養を身につけられる一冊です。」

「Amazonの紹介リンクです。興味がありましたら上記のリンクから購入いただけると、日々の励みになります。よろしくお願いいたします。」

 

一週間の通貨の動き(9/9~9/13)

↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

 

一週間の為替市場 まとめ

 

週前半

ドル高の傾向が続き、特に対円では143円台まで上昇しました。

この動きの背景には、米国の短期国債利回りの上昇や、今後発表される消費者物価指数(CPI)への期待がありました。

一方、日本円は対ドルで下落し、一時143円80銭まで下げました。市場参加者は、11日に発表される8月のCPIに注目し、FRBの利下げ幅を見極めようとしていました。

週中盤

欧州中央銀行(ECB)が予想通り0.25%ポイントの利下げを実施したことを受け、ユーロは対ドルで一時的に上昇しました。

しかし、ラガルド総裁が今後の利下げ道筋について不透明感を示唆したことから、ユーロの上値は抑えられました。

米国では、経済指標が強弱まちまちとなる中、FRBが来週の会合で0.25%ポイントの利下げを実施するという観測が強まりました。

週後半

ドルは下落し、特に対円では140円29銭まで下げ、今年の最安値を更新しました。

この動きは、FOMCが0.50%ポイントの大幅利下げを検討しているとの報道がきっかけとなりました。

円は第3四半期に世界の通貨の中で最高のパフォーマンスを記録しました。来週のFOMCでは、0.50%ポイント利下げの可能性が高まっており、ドルが140円を割り込む可能性もあります。

日本銀行も金融政策決定会合を控えており、年後半の利上げがあり得ることが示唆されています。

まとめ

全体として、米国と欧州の中央銀行の金融政策動向が為替市場の主要なテーマとなり、特に円が他の主要通貨に対して強い動きを見せた一週間でした。

特に、ウォールストリート・ジャーナルが、FRBが0.25%の利下げと0.50%の利下げのどちらを選択するかを検討していると報じました。

現在、FRBメンバーはブラックアウト期間(FOMCまで金融政策について発言できない)ですので、WSJに記事を書かせた可能性が非常に高く、市場は0.25%利下げか0.5%利下げか全くわからない状態になっています。

↑FedWatch(市場の利下げ予想)をみても

500-525(0.25%利下げ) 475-500(0.5%利下げ)

どちらも50%でわからなくなりました。数日後にFOMCを控えて、この確率はここ最近は見たことがありません。

市場もFRBも迷っている状態でしょうか、来週FOMCの前日(17日)に米小売売上高があるので、より注目度が上がっていそうですね。

FOMCまでは、もう静観するしかなさそうです。今週もお疲れ様でした!