【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株式市場:規制緩和期待で上昇、ビットコインは1万ドルに迫る
主要指数の動向
- S&P500種株価指数: 5948.71 (+31.60, +0.53%)
- ダウ工業株30種平均: 43870.35 (+461.88, +1.06%)
- ナスダック総合指数: 18972.42 (+6.28, +0.03%)
- ナスダック100指数: +0.4% (一時1%余り下落後、プラス圏で終了)
トランプ次期政権への期待
- 規制緩和に前向きとの見方が買いを促進
- 暗号資産政策に特化した役職新設を計画
- 初代責任者候補: クリス・ジャンカルロ氏(元CFTC委員長)
ビットコインの上昇
- 9万8000ドルを突破し、一時10万ドルに接近
- 規制緩和などで業界にブームが到来するとの期待
個別銘柄の動向
- スノーフレイク: +30%超の急伸
- マイクロストラテジー: 下落
- 空売り投資家アンドルー・レフト氏が下落に賭けていると明らかに
- セールスフォース: 上昇
- 証券会社3社の目標株価引き上げを受けて
- エヌビディア: 反発
- 第3四半期決算と第4四半期の売上高見通しが市場予想を上回る
市場関係者の見解
ファンドストラットのストラテジスト
- 米国株は感謝祭の祝日を含む来週にかけて上昇し、12月にはやや弱含むと予想
- 「エヌビディアの決算は感謝祭ラリーの可能性を残す」
- 「AIの道筋はそれほど大きく変わっていない」
トム・エッセイ氏(ザ・セブンズ・リポート創業者、元メリルリンチトレーダー)
- ウォルマートとターゲットの決算が対照的で、個人消費の抑制が一部で示唆された
- 労働市場と個人消費の状況がソフトランディングを示唆しているが、悪化に対しては脆弱
- 悪化した場合はハードランディングの可能性が高まり、株価にとって決定的なマイナス要因となる
アンソニー・サグリンベン氏(アメリプライズ・ファイナンシャルのチーフ市場ストラテジスト)
- 「エヌビディアの決算は非常に良かった」
- 「AIとエヌビディアのファンダメンタルズは引き続き絶好調で、来年の見通しも明るい」
まとめ
21日の米国株式市場は、トランプ次期政権への規制緩和期待などを背景に上昇しました。ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数は1週間ぶりの高値を付けました。
個別銘柄では、エヌビディアが決算発表後に反発し、セールスフォースも目標株価の引き上げを受けて上昇しました。一方、マイクロストラテジーは空売り投資家の影響で下落しました。
市場関係者の見解は概ね前向きでしたが、個人消費の動向には注意が必要だと指摘されています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨450-475(4.50%)
2024/12/18(次回FOMC) 1回⇨0.25%
- 0回→44.06%(-3.68%)
- 1回→55.94%(+3.68%)
- 2回→0%(%)
年内利下げ確率
- 2回→25.25%(+13.98%)
- 3回→74.75%(-13.98%)
- 4回→0%(%)
米国債市場:株価上昇で売りが優勢、利回りは上昇
国債利回りの変化
- 米30年債利回り: 4.60% (+0.7bp, +0.15%)
- 米10年債利回り: 4.42% (+1.4bp, +0.31%)
- 米2年債利回り: 4.35% (+3.4bp, +0.80%)
株価上昇に伴う国債売り
- 朝方は上昇していたが、株価の値上がりとともに売りが優勢に
- 引け前に下げ幅を拡大
トランプ次期政権の人事を巡る不透明感
- 司法長官候補ゲーツ元下院議員が指名辞退
- 財務長官指名を巡る不透明感が米国債を圧迫
財務長官候補の有力者
- スコット・ベッセント氏(キー・スクエア・グループ創業者)
- マーク・ローワン氏(アポロ・グローバル・マネジメントCEO)
- ケビン・ウォーシュ氏(元FRB理事)
市場関係者の見解
イアン・リンジェン氏(BMOキャピタル・マーケッツ米金利戦略責任者)
- 財務長官の指名争いは3氏に絞られた
- 3氏は全て長官としての資質を有する
- 市場の観点からすれば、明確性は常に望ましい
スバドラ・ラジャッパ氏(ソシエテ・ジェネラル米国金利戦略責任者)
- 市場は地政学とトランプ新政権の政策を注視している
- 利回りの変動はごくわずかで、明確なトレンドはみられない
その他の要因
- FRBの政策を見極めるさらなる手がかりとなるデータを待つ
- ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃報道で一時買いが集まる
- 12月の非農業部門雇用者数発表を控え、10年債利回りは5カ月余りぶりの高水準で値固め
- FRBが12月会合で25bpの利下げを行う確率を56%と織り込む(CMEフェドウオッチ)
まとめ
米国債市場は、株価の上昇に伴う売りが優勢となり、利回りが上昇しました。トランプ次期政権の財務長官指名を巡る不透明感も国債を圧迫しました。
市場では、FRBの政策を見極めるためのデータを待つ中、ロシアのウクライナへのミサイル攻撃報道で一時的に買いが集まる場面もありました。12月の非農業部門雇用者数発表を控え、10年債利回りは5カ月余りぶりの高水準で値固めの展開となっています。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体(前日)
ドル単体(前日)↑こちらのチャートはFX-laboさん↑