米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約とは?
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

FedWatch分析 アメリカの政策金利予想
2025/4/24(木)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
✅次回利下げ確率(前日比)
2025/5/7 1回⇨0.25%
0回→96.06%(-0.24%)
1回→3.94%(+0.24%)✅今年12月まで利下げ確率(前日比)
3回→83.61%(+30.90%)
4回→16.39%(-30.90%)年内利下げ回数4回→3回へ縮小 pic.twitter.com/uy3jK5lPIf
— タッタ🤖ふぁんだめんたる分析 (@FedWatch0) April 23, 2025
米国債市場の動向:長期債利回りは低下、短期債利回りは上昇
最近の米国債市場の概況
米国債市場では長期国債(10年債・30年債)の利回りが下がりました。一方で、短期国債(2年債)の利回りは上昇しました。
これは、アメリカの金融政策や中国への関税政策の変化に対して市場が安心感を持ったことなどが影響しています。
長期債利回り
30年債 4.83%(前日比 -5.0bp)
10年債 4.39%(前日比 -1.4bp)
短期債利回り
2年債 3.87%(前日比 +5.2bp)
※「bp(ベーシスポイント)」は金利の単位で、1bp=0.01%です。
何が影響したのか?
トランプ氏発言と米中関係
トランプ前大統領がFRB(アメリカ中央銀行)のパウエル議長をすぐに解任しない可能性を示したほか、対中国関税を引き下げる見通しについて言及したため、投資家が安心し、長期債利回りが一時大きく下がりました。
経済指標と住宅市場
米国の新築住宅販売の数字が良かったため、景気に対する期待で短期債利回りが上がりました。
5年債入札の好調
5年債の発行に対して投資家の需要が高く、特に外国からの買いが多かったです。これは、5年以下の短期国債を多くの外国投資家が保有しているためです。
イールドカーブの動き
2年債と10年債の利回りの差(イールドカーブ)が平たんになりました。
※「イールドカーブ」とは、国債の償還期間ごとの利回りを線で結んだもの。平たん化は経済停滞や利下げ観測のサインとされます。
インフレとFRBの対応
関税緩和が進めばインフレの影響も小さくなり、FRBが今後利下げに動く可能性も指摘されています。
「タームプレミアム(長期債を持つための追加的な利回り)」も高い水準ですが、少し下がりました。
まとめ
✅ 長期債利回りは一時的に大きく下落し市場へ安心感
✅ 短期債利回りは経済指標の好調さで上昇
✅ 5年債入札は外国人投資家の需要が高かった
✅ 米中関係やFRB人事など政策的な発言が市場に影響
✅ 今後も政策や経済指標次第で市場の変動が予想されます