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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

FedWatch分析 アメリカの政策金利予想
2025/4/25(金)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
✅次回利下げ確率(前日比)
2025/5/7 1回⇨0.25%
0回→93.23%(-2.83%)
1回→6.77%(+2.83%)✅今年12月まで利下げ確率(前日比)
3回→56.93%(-26.68%)
4回→43.07%(+26.68%) pic.twitter.com/4pZgjI3I2N— タッタ🤖ふぁんだめんたる分析 (@FedWatch0) April 24, 2025
米国債相場の動向と今後の金融政策
米国債相場の現状
米国債相場は上昇(金利低下)しています。これは、クリーブランド連銀総裁の発言で「6月にも利下げがあり得る」との見方が広がったことが好感されたためです。
現在の主な国債利回りは以下の通りです
- 米30年債利回り: 4.77%(前日比 -4.8bp)
- 米10年債利回り: 4.31%(前日比 -6.8bp)
- 米2年債利回り: 3.79%(前日比 -8.2bp)
※bp(ベーシスポイント):金利の変動を表す単位で、1bp=0.01%を意味します
金融政策の見通し
ハマック総裁は5月の利下げ可能性は否定しましたが、6月までに明確なデータが得られれば、FRB(米連邦準備制度理事会)が動く可能性があると述べています。
市場予測では
- 6月17-18日会合:0.25ポイントの利下げ確率が60%
- 9月まで:計54bp(0.54%)の利下げ
- 年内:計85bp(0.85%)の利下げ(0.25%幅で3回に相当)
経済データと市場の反応
最近発表された経済指標は、米国経済の底堅さを示しています:
- 新規失業保険申請件数:22万2000件(前週から6000件増)
- 3月の耐久財受注:前月比9.2%増
しかし、専門家の間では、今後の関税政策による経済減速への懸念も見られます。
国債入札状況
財務省が実施した7年債入札(440億ドル)の結果
- 最高落札利回り:4.123%(昨年9月以来の低水準)
- プライマリーディーラーの落札比率:15.3%(昨年9月以来の高水準)
まとめ
✅ 米国債相場は上昇し、利回りは低下傾向にあります
✅ クリーブランド連銀総裁の発言により、6月の利下げ期待が高まっています
✅ 市場は年内に計3回(0.85%)の利下げを予想しています
✅ 経済指標は底堅いものの、今後の関税政策による影響が懸念されています
✅ 国債入札では、需要の後退が見られるものの、利回りは低水準となっています