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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

米国債相場上昇:経済弱含みと堅調な入札が追い風に
相場の上昇要因
米国債相場は上昇傾向にあります。その主な理由は以下の通りです
- 弱い経済指標が発表されたこと
- 7年債入札が堅調な結果となったこと
- トランプ大統領の関税措置に対する差し止め命令
金利の動き
各年限の国債利回りは以下のように下落(債券価格は上昇)しました
国債 | 直近値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 4.92% | -5.5bp | -1.12% |
米10年債利回り | 4.42% | -5.7bp | -1.28% |
米2年債利回り | 3.94% | -5.4bp | -1.34% |
※bp(ベーシスポイント):金利の変化を表す単位で、0.01%を1bpと表します。
金融市場の予測
短期金融市場では、来年1月までに合計で55bp(0.55%)の利下げが予想されており、次の利下げは10月になるとの見方が強まっています。
国債入札の状況
7年債入札(発行額440億ドル)では
- 最高落札利回りが4.194%と、入札前の予想4.216%を下回る好結果
- 応札倍率も改善し、需要の強さを示した
- 2年債、5年債も堅調な需要を集め、「米国売り」への懸念を和らげた
市場の動向
- 関税措置の差し止め命令により、一時的にリスク選好度が高まった
- しかし、貿易政策を巡る不確実性への懸念も再燃
- 米国株式先物の上昇により国債利回りは一時上昇したが、その後経済指標の弱さが示されたことで再び低下
まとめ
✅ 米国債相場は経済指標の弱さや堅調な入札結果を受けて上昇しています
✅ 市場は2024年1月までに約0.55%の利下げを予想しており、次回は10月の可能性
✅ トランプ大統領の関税措置差し止めが市場心理に影響を与えています
✅ 国債入札の好調な結果は、米国債への投資需要の強さを示しています
✅ 経済の弱さと金融政策の転換期待が国債相場を支える要因となっています