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目次
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米財務長官「米国債務不履行は決して起こらない」と断言
- 米国のデフォルト(債務不履行)は「絶対に起こらない」と財務長官が強調
- 債務上限引き上げを巡る議会の法案審議が焦点
- 財政赤字の削減方針や中国との通商問題にも言及
債務上限問題の現状
ベッセント米財務長官は、連邦債務上限の引き上げ期限が迫る中でも、「米国がデフォルトに陥ることは決して起こらない」と断言しました。財務長官は「警戒の段階にあり、決して壁にぶつかることはない」と自信を示しています。
デフォルトの回避策
- 議会共和党はトランプ大統領の税制・歳出法案に債務上限引き上げ条項を盛り込む
- 上院は今週この法案を審議予定
- 財務省は特別措置を講じている状態
デフォルトとは? 国が債務の支払い義務を履行できなくなる状態で、発生すると国の信用低下や金融市場の混乱を招く恐れがあります。
「Xデー」の見通し
財務長官は支払い義務を履行できなくなる「Xデー」の具体的な日付を明らかにしませんでした。ウォール街のアナリストらは8月下旬から10月中旬と予測しています。
米中貿易問題の進展
ベッセント財務長官は、米中間の貿易問題についても言及し、トランプ大統領と習近平国家主席の今週予定されている電話会談で対立は「すぐに解決されるだろう」と楽観的な見方を示しました。
また、鉄鋼・アルミニウム関税引き上げについては、「建設業界に影響が出る可能性がある一方、鉄鋼業界には非常に良い形で影響が及ぶだろう」と述べ、影響を評価しました。
2日の債券相場は上昇予想、米中貿易不透明感を背景に
- 米中貿易政策の不透明感で米金利が低下し、日本の債券相場も上昇が予想される
- 3日に10年国債入札、5日に30年国債入札予定
- 入札前の警戒感や売り圧力が相場の上値を抑える要因
債券相場の見通し
2日の債券相場は上昇が予想されています。これはトランプ米政権の中国に対する貿易政策の不透明感から米国の長期金利が低下した流れを引き継ぐ形となっています。
専門家の見解
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤原和也氏は、相場について以下のように予想しています
- 米金利低下を受けて買いが先行
- その後は手掛かり材料に乏しい中で伸び悩む
- 3日の10年国債入札を控えて様子見姿勢も
債券相場とは? 債券の価格動向を表すもので、債券価格が上昇すると利回り(金利)は低下し、価格が下落すると利回りは上昇します。
国債入札の見通し
10年債入札については「超長期債と比べると需給は悪くないが、長いゾーンの入札は弱めの内容が続いている」との見方が示されています。
- 金利が1.5%台で迎えると無難に通過
- 1.4%台に低下すれば警戒感が出る可能性
今週の重要イベント
- 3日:10年国債入札
- 5日:30年国債入札
東海東京証券の佐野一彦氏は、入札に向けた売りが相場の「上値を重くしやすく、30年債入札への警戒感も徐々に高まる」と予想しています。
先物中心限月6月物の予想レンジは139円00銭〜139円40銭で、新発10年物国債利回りは1.48〜1.51%と見込まれています
2日朝の円相場、米中関係緊張で143円台後半に上昇
- 2日朝、円相場は対ドルで小幅上昇し143円台後半
- 米中関係悪化による「リスク回避」の動きが強まっている
- トランプ大統領の関税引き上げ表明や米国防長官の対中発言で不安定な相場展開
円相場の動向
2日朝の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=143円台後半と前週末から小幅に上昇して推移しています。午前7時19分現在、対ドルで前週末のニューヨーク終値比0.1%高の143円90銭となっています。
上昇の背景
- トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウム関税の50%への引き上げ表明
- 中国が関税合意に違反したとの批判
- 米国防長官の台湾問題発言に対する中国側の反発
為替相場とは? ある国の通貨を別の国の通貨と交換する際のレートで、円高になると1ドルと交換できる円の量が減少し(数字が小さくなる)、円安になると増加します(数字が大きくなる)。
市場の見方
円相場を取り巻く環境
- 米国の財政赤字拡大や景気悪化懸念によるドル売り圧力
- 日米通商交渉の進展と円安是正への思惑
- G7首脳会議での合意に向けた調整の加速
5月30日の海外市場では売り買いが交錯する展開となり、円は一時144円40銭台まで下落する場面もありました。しかし、米中関係の緊張に対する懸念が根強く、米長期金利は小幅に低下しています。
今後の見通し
引き続きトランプ大統領の発言や関税政策を巡るニュースに振らされやすい、不安定な展開が見込まれています。特に米中関係の動向や、円安是正に関する日米間の協議が重要な要素となりそうです。
今週のアメリカ注目指標

通貨強弱(為替市場)
先週(5/26~5/30)
先々週(5/19~5/23)
債券市場 金利市場
CMEのFedWatchツールの見方はこちら
総合:利下げ織り込み(先週比)
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一週間前

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