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一週間の通貨の動き(6/2~6/6)

先週

今週の為替市場まとめ(6/2~6/6)
今週の為替市場は、週初から米国の関税政策への懸念と弱い経済指標を背景にドルが大きく売られました。
しかし、週後半に米中首脳協議への期待感が浮上し、週末の米雇用統計が予想を上回る強い結果となったことで、一気にドルが買い戻される展開。
米国の金融政策と貿易問題を巡る不透明感に市場が大きく揺さぶられた一週間でした。
6月2日(月):ドル全面安で週明け、米経済指標悪化と関税懸念が重し

市場の動向
- ドルは主要通貨に対して全面安。ドル/円は一時1%以上下落し、1ドル=142円台前半を付ける場面も
- 終値は、円、ユーロ/$ = 1.14355$ドル
主な要因
弱い米経済指標
- 5月の米ISM製造業景気指数が市場予想を下回り、6カ月ぶりの低水準となったことがドル売りを加速
関税懸念の再燃
- トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムへの追加関税を50%に引き上げると表明。米中間の緊張も高まり、リスク回避の円買い・ドル売りが進みました。
専門家の見方
- 「関税懸念の再燃で『米国売り』も再燃する」との指摘があり、米国の成長見通しへの懸念からドルが弱含んでいくとの見方が示されました。

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6月3日(火):ドル一時反発も、高まる関税への警戒感は根強い

市場の動向
- 前日の下落から一転、ドルは反発。ドル/円は144円近辺まで値を戻しました。
- 終値は、円、ユーロ/$ = 1.1371$ドル。
主な要因
堅調な米労働需要
- 4月の米求人件数が健全な労働市場を示したことで、ドルが買い戻されました。
テクニカルな反発
- 前日に大きく売られた反動もあり、短期的な買い戻しが入る
根強い警戒感
- 市場では、トランプ政権の関税措置への警戒感は払拭されておらず、専門家からは「この日の反発は限定的」との声も

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6月4日(水):米経済指標の悪化で再びドル売り、FRB利下げ観測強まる

市場の動向
- ドルは再び下落。ドル/円は142円台後半まで値を下げました。
- 終値は、円、ユーロ/$ = 1.1420$ドル。
主な要因
予想を大幅に下回る雇用指標
- ADP全米雇用報告が2年超ぶりの低い伸びとなり、労働市場への懸念が浮上
非製造業も不振
- ISM非製造業指数も約1年ぶりの低水準となり、景気減速懸念が強まる
FRBへの利下げ圧力
- 弱い経済指標を受け、FRBが利下げに踏み切るとの観測が強まる、トランプ大統領もSNSで利下げを要求

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6月5日(木):米中協議への期待とECB会合を受け、方向感探る展開

市場の動向
- ドルは小幅な値動きに終始。ドル/円は小幅に上昇しました。
- 一方、ユーロはECBの政策発表を受け、対ドルで一時6週間ぶりの高値を付けました。
- 終値は、円、ユーロ/$ = 1.1443$ドル。
主な要因
ECBの金融政策
- 欧州中央銀行(ECB)は利下げを実施しましたが、ラガルド総裁が利下げサイクルの終了が近いことを示唆したため、ユーロが買われました。
米中首脳協議への期待
- トランプ大統領と習近平国家主席が追加の貿易協議を行うことで合意したと報じられ、過度なリスク回避姿勢が後退
労働市場の軟化
- 週間の米新規失業保険申請件数が7カ月ぶりの高水準となり、ドルの上値を抑える

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6月6日(金):強い米雇用統計でドル急伸、週後半の下げを取り戻す

市場の動向
- ドルは主要通貨に対し全面高。ドル/円は一時145円台に乗せ、約1週間ぶりの円安水準を記録しました。
- 終値は、円、ユーロ/$ = 1.1395$ドル。
主な要因
予想を上回る米雇用統計
- 5月の非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、労働市場の底堅さが示されました。
利下げ観測の後退
- 強い雇用統計を受け、FRBが利下げを急がないとの見方が広がり、ドル買いが加速
リスク選好の回復
- 米国株が上昇するなど、市場全体でリスクを取る動きが強まったことも、安全資産とされる円の売りにつながりました。

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最後にもう一度今週の通貨の動きを
