米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)を初心者にも分かりやすく要約しています
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています
情報収集の時短にぜひ活用してください
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです
昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします
目次
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
昨日の市況まとめ 1分解説

株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

米国債利回り上昇 中東情勢緩和期待で原油下落が影響
米国債相場が下落し、利回りが上昇しました。この動きの背景には、中東情勢の緊張緩和期待による原油価格の下落があります。
各年限の利回り状況
現在の米国債利回りは以下の通りです
- 30年債利回り: 4.96%(前日比+6.5bp)
- 10年債利回り: 4.45%(前日比+5.1bp)
- 2年債利回り: 3.97%(前日比+2.1bp)
※bp(ベーシスポイント):金利の単位で、1bp = 0.01%
相場変動の主な要因
中東情勢の影響
イランがイスラエルとの戦闘終結を望んでいるとの報道により、原油価格が下落しました。これによってインフレ懸念(物価上昇への心配)が後退し、債券市場に影響を与えています。
専門家の見解
- 債券価格を左右するのは原油価格との指摘
- 株式相場と債券相場が同じような動きを見せている
- 状況改善により両市場とも上昇する傾向
20年債入札の結果
この日実施された20年債入札では、先月の不調から著しい改善を示しました。しかし、長期債の下落は短中期債よりも大きな状況が続いています。
今後の注目点
FOMC会議への関心
17-18日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会:米国の金利政策を決める会議)に市場の注目が集まっています。
- 今回は金利据え置きが予想される
- ドットチャート(金利見通し表)に注目
- 2025年の利下げ見通し(0.50%)修正の可能性
利下げ確率
12月までの利下げ実施確率
- 0.50%以上の利下げ:65.2%
- 0.25%の利下げ1回のみ:28.2%
- 金利据え置き:6.6%
まとめ
✅ 中東情勢緊張緩和期待により原油価格下落、米国債利回りが上昇
✅ インフレ懸念後退が債券市場の主要な動きの要因となっている
✅ 17-18日のFOMC会議で2025年の金利見通し修正に注目
✅ 12月までに利下げが実施される確率は65%を超えている
✅ 原油価格と債券価格の連動性が市場動向の鍵を握っている