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目次
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一週間の通貨の動き(6/16~6/20)

先週

今週の為替市場のポイント
今週の為替市場は、主に中東の地政学リスクと米国の金融政策(FOMC)という2つの大きなテーマに左右されました。
週前半はイランとイスラエルの対立激化を背景に、安全資産とされるドルが全面的に買われる展開。
週半ばのFOMCでは、FRBがタカ派的な姿勢を維持したことでドル高基調が継続。結果として、ドルは週間で約4カ月ぶりの大幅高を記録し、円は対ドルで下落基調を強めた一週間でした。
【6月16日(月)】中東情勢緊迫化、安全資産のドル買い優勢

交錯する情報とドル買い
イランの緊張緩和報道で一時ドルが売られる場面もありましたが、イスラエルの強硬姿勢などが伝わると、地政学リスクの高まりから安全資産とされるドルが円やスイスフランに対して買い戻されました。
円の下落
日銀が金融緩和姿勢を維持するとの観測から円が売られ、対ドルで144円台後半まで下落しました。
高まる警戒感
市場参加者は、今週に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合など、主要中央銀行の動向を注視していました。

【6月17日(火)】地政学リスク最高潮、ドル全面高で145円台へ

ドル買い加速
中東情勢が一段と緊迫化(米軍増強など)したことを受け、リスク回避の動きからドルが主要通貨に対して全面的に買われました。ドル指数は3営業日続伸。
ドル/円は145円台に
ドル買いの流れを受け、ドル/円相場は一時145円38銭まで上昇しました。
市場の焦点はFOMCへ
米国の小売売上高は予想を下回りましたが、市場の関心は地政学リスクと、翌日に結果が公表されるFOMCに集中していました。

【6月18日(水)】FOMCはタカ派的据え置き、ドルは高値圏を維持

FOMCの結果
米連邦準備理事会(FRB)は、市場の予想通り政策金利の据え置きを決定。年内2回の利下げ見通しは維持されました。
タカ派的な議長会見
パウエルFRB議長の記者会見が、依然としてインフレを警戒するタカ派的な内容と受け止められ、ドルは底堅く推移しました。
ドル/円は高止まり
FOMC発表直後は一時円高に振れる場面もありましたが、すぐに値を戻し、145円台前半で推移しました。

【6月19日(木)】米国祝日で市場は閑散
奴隷解放記念日(ジューンティーンス)
米国市場が祝日で休場だったため、為替市場は目立った動きがなく、閑散とした取引となりました。
【6月20日(金)】リスク懸念根強く、ドルは週間で大幅高を記録

週間でドル高
週を通して続いた地政学リスクへの懸念を背景にドルが買われ、ドル指数は週間で約4カ月ぶりの大幅な上昇となりました。
円安進行、146円台へ
ドル/円はさらに上昇し、一時146円22銭と約3週間ぶりの高値を更新しました。
根強いリスク意識
緊張緩和の兆候も見られましたが、市場の不安心理は根強く、安全資産としてのドルが選好される地合いが続きました。

最後にもう一度今週の通貨の動きを
