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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場:地政学リスクの後退と利下げ期待が相場を押し上げ、S&P500は最高値更新
週の初めは中東の地政学的リスクが市場の重しとなりましたが、イランの報復が限定的だったことから懸念が後退。
その後は、パウエルFRB議長の議会証言や経済指標に注目が集まりました。弱い経済指標が逆に早期利下げへの期待感を強める展開となり、貿易問題に関する不透明感を乗り越え、S&P500種株価指数が史上最高値を更新する力強い一週間となりました。
6/23(月):地政学リスクの後退で買い安心感、株価は反発
中東情勢の緊迫化が懸念されましたが、イランによる報復攻撃が「演出的なもの」で、経済への影響は限定的との見方が広がりました。
これにより原油価格が急落する一方、株式市場には買い安心感が広がり、主要3指数はそろって上昇しました。
FRBのボウマン副議長による利下げ支持の発言も、市場の楽観ムードを後押ししました。

6/24(火):パウエル議長証言と中東停戦を好感し続伸
パウエルFRB議長の議会証言が、利下げの可能性を残しつつも急がないという「バランスの取れた」内容と受け止められました。
これに加え、イスラエルとイランの停戦合意が報じられたことで、市場のリスクセンチメントはさらに改善。
株価は続伸し、特にハイテク株が強く、ナスダック100指数は2月以来の最高値を更新しました。

6/25(水):高値警戒感から一服、方向感に乏しい展開
連日の上昇を受け、S&P500種株価指数が最高値に迫る水準で、相場は一旦足踏み状態となりました。
パウエル議長の2日目の証言でも、関税が物価に与える影響を見極めたいとの慎重な姿勢が改めて示され、積極的な買いは手控えられました。
市場では、エヌビディアが時価総額で世界首位になるなど、個別銘柄の動きが目立ちました。

6/26(木):経済減速の兆候が利下げ期待を再燃させ、再び上昇
第1四半期のGDP確報値が下方修正されるなど、米経済の減速を示す指標が発表されました。
しかし、市場はこれを「悪いニュースは良いニュース」と捉え、FRBによる利下げ期待が一段と高まりました。
これにより株式市場は再び活気づき、S&P500種は取引時間中に終値ベースの最高値を一時上回るなど、力強い動きを見せました。

6/27(金):S&P500が史上最高値更新、楽観ムードで週を締めくくる
貿易に関するニュースで一時的に上値が重くなる場面もありましたが、根強い利下げ期待を背景に投資家のリスク選好姿勢は崩れませんでした。
発表されたPCE価格指数がFRBの利下げを妨げるほどのものではないと受け止められ、相場は続伸。
ついにS&P500種とナスダック総合指数が終値で史上最高値を更新し、力強い上昇相場の中で一週間の取引を終えました。
