2025/7

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2025/7/11

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※更新はAM8:00頃

FRB理事「銀行準備金を5兆円分削減可能」バランスシート縮小方針

  • FRBウォラー理事が銀行準備金を現在の477兆円から約55兆円削減可能と発言
  • FRB全体のバランスシートは現在の670兆円から580兆円まで縮小予定
  • 市場関係者の想定より穏やかな縮小ペースを示唆

FRBが保有資産の削減方針を発表

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は10日、FRBが保有する銀行準備金を現在の3兆2600億ドル(約477兆円)から約2兆7000億ドルまで引き下げ可能との見解を示しました。

銀行準備金とは?

銀行がFRBに預けている資金のことで、金融システムの安定性を保つ重要な役割を果たします。

バランスシート全体で90兆円の縮小

この削減により、FRB全体のバランスシートは以下のように変化します:

  • 現在: 6兆7000億ドル(約670兆円)
  • 削減後: 5兆8000億ドル(約580兆円)
  • 縮小幅: 約90兆円

バランスシートとは?

FRBが保有する資産と負債の一覧表で、金融政策の規模を示す重要な指標です。

市場への影響は限定的

ウォラー理事は「一部のエコノミストが想定するほど大幅に減らす必要はない」と述べ、急激な縮小ではなく段階的な調整を示唆しました。これにより、金融市場への急激な影響は避けられる見込みです。

セントルイス連銀総裁「関税によるインフレ上昇リスク」年末まで影響継続の可能性

  • セントルイス連銀総裁が関税によるインフレ上昇リスクを警告
  • 関税の影響は今年第4四半期から来年前半まで継続する可能性
  • FRB内部で関税のインフレ影響について見解が分かれている状況

関税の影響は長期化する見通し

米セントルイス連銀のムサレム総裁は10日、関税がインフレ率を押し上げるリスクがあると述べました。総裁は「関税が落ち着くまでには時間がかかる」とし、今年第4四半期から来年前半にかけても影響が続く可能性を示唆しました。

関税とは?

輸入品にかける税金のことで、物価上昇の要因となります。

FRB内部で見解が分かれる状況

6月のFOMC議事要旨によると、関税のインフレ影響について当局者間で意見が分かれています

  • 一部の参加者: 関税は一時的な物価上昇のみ
  • 大部分の参加者: 関税はより持続的なインフレ影響をもたらすリスク

FOMCとは?

連邦公開市場委員会の略で、FRBの政策金利を決定する重要な会議です。

金利政策への影響

この関税を巡る見解の相違が、FRBの金利見通しに影響を与えています。投資家は9月の利下げを見込んでいますが、関税によるインフレ圧力が続けば、利下げ時期が遅れる可能性もあります。

ムサレム総裁は「年末にかけて関税の総合的な影響を把握しやすくなる」と述べ、今後のデータを慎重に見極める姿勢を示しました。

米国株続伸で史上最高値更新 エヌビディア時価総額4兆ドル突破

  • S&P500とナスダックが終値で過去最高値を更新
  • エヌビディアが時価総額4兆ドルを初めて突破
  • デルタ航空の好決算で航空株全体が大幅上昇
  • 失業保険申請件数の減少が景気回復への期待を高める

主要株価指数が軒並み最高値更新

米国株式市場は続伸し、S&P500とナスダック総合が終値で過去最高値を更新しました。投資家はトランプ大統領の関税政策への懸念を一時的に脇に置き、好調な企業業績に注目しています。

S&P500とは?

米国の代表的な500社の株価を基にした株価指数で、米国株式市場全体の動向を示す重要な指標です。

航空株が大幅上昇

デルタ航空の好調な業績見通しが市場を牽引しました

  • デルタ航空: 12%上昇(第3四半期と通期の利益見通しが市場予想を上回る)
  • ユナイテッド航空: 14.3%上昇
  • アメリカン航空: 12.7%上昇

景気のバロメーターとされるダウ輸送株20種も2月下旬以来の高値を記録しました。

エヌビディアが歴史的な節目達成

半導体大手エヌビディアは0.7%上昇し、終値ベースで初めて時価総額が4兆ドルを突破しました。AI関連需要の拡大が引き続き株価を押し上げています。

時価総額とは?

企業の株式の総価値のことで、株価×発行済み株式数で計算されます。

経済指標も良好

労働省発表の新規失業保険申請件数は予想外に減少し、22万7000件(前週比5000件減)となりました。これは7週間ぶりの低水準で、雇用市場の堅調さを示しています。

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