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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

米国債利回りが全面上昇、米・EU貿易合意で安心感広がる
米国債相場が下落し、利回りが上昇。利回りとは債券を保有することで得られる年間収益率で、債券価格が下がると利回りは上がります。
上昇幅は長期債が大きい
- 30年債利回り: 4.96%(+2.9bp上昇)
- 10年債利回り: 4.41%(+2.2bp上昇)
- 2年債利回り: 3.93%(+0.4bp上昇)
※bp(ベーシスポイント)= 0.01%
上昇の主な要因
米・EU貿易合意で安心感
米国とEUが関税交渉で合意に達しました。
- 米国のEU向け関税率を15%に設定
- 当初予定の30%から半減
- 貿易摩擦拡大への懸念が後退
この合意により、安全資産である国債から他の投資先への資金移動(リスク選好)が進みました。
国債入札は強弱まちまち
- 2年債入札: 需要堅調
- 5年債入札: やや軟調(入札前水準を上回る利回り)
今後の注目点
30日に米財務省が四半期定例入札について発表予定。短期証券発行への偏重方針がどう変わるかに注目が集まっています。
まとめ
✅ 米国債利回りが全年限で上昇、長期債の上昇幅が大きい
✅ 米・EU貿易合意で関税率が30%→15%に軽減、市場に安心感
✅ リスク選好により安全資産の国債が売られた
✅ 30日の財務省発表が今後の焦点