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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米国株、S&P500が最高値更新 雇用統計を前に利下げ期待強まる
- S&P500が過去最高値を更新、ダウ・ナスダックも上昇
- 労働市場の軟化データで、FRBの利下げ観測が一段と強まる
- 投資家は5日発表の雇用統計に注目
- アマゾンやブロードコム、メタなど大型株が相場をけん引
株式市場の動き
4日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇し、S&P500種株価指数は6502.08(前日比+0.83%)と過去最高値を更新しました。
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ダウ工業株30種平均:45,621.29(+0.77%)
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ナスダック総合指数:21,707.69(+0.98%)
背景には、米労働市場の軟化を示すデータを受け、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ観測が一段と強まったことがあります。
利下げを巡る見方
FOMCとは?
FOMC(連邦公開市場委員会)は、米国の金融政策を決める会合。利上げや利下げで景気とインフレを調整する役割を持っています。
昨年後半に利下げを行ったFOMCは、インフレ再燃の懸念から今年は利下げを見送ってきました。しかし最近のデータは雇用市場の減速を示し、追加利下げの可能性が意識されています。
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ADP雇用統計:民間雇用の伸びが予想を下回る
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新規失業保険申請件数:予想以上に増加
専門家の間では「緩やかな減速であれば理想的な“ゴルディロックス(ちょうど良い)シナリオ”」という声と、「急激な悪化なら景気停滞やスタグフレーション(景気停滞とインフレが同時進行)」への懸念が分かれています。
個別銘柄の動き
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ブロードコム:決算を前に1.2%上昇。時間外取引でも上昇継続
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アマゾン:+4.3%、子会社の衛星ネット事業で提携発表
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メタ:+1.6%
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セールスフォース:-4.9%、AI収益化の遅れ懸念
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アメリカン・イーグル:+38%、既存店売上高見通しが市場予想を上回る
今後の注目点
5日(金)に発表される8月雇用統計が最大の焦点です。
市場ではすでに9月のFOMCで25bp(0.25%)の利下げが95%織り込まれているとされています。
投資家にとっては、弱すぎず、強すぎない“ちょうど良い”雇用データが望ましい状況です。
まとめ
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債市場、雇用統計前に国債買い優勢
- 4日の米金融市場では株式と国債が上昇
- 弱い労働市場指標を受けて利下げ観測が強まる
- 米2年債・10年債利回りが4カ月ぶりの低水準
- 5日の雇用統計が金融政策の鍵に
株式・国債ともに上昇
4日の米金融市場では、株式と国債がそろって買われました。背景には、労働市場の減速を示す経済指標があり、利下げ観測が一段と強まったことが影響しています。
これらの弱い雇用指標を受け、投資家はFRBが利下げを再開するとの見方を強めました。
国債利回りの動き
国債利回りは低下し、2年債と10年債が4カ月ぶりの低水準を付けました。
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2年債利回り:3.59%(▲3.1bp)
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10年債利回り:4.16%(▲6.0bp)
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30年債利回り:4.85%(▲4.8bp)
短期金融市場では、今月の利下げをほぼ完全に織り込み、さらに年内に2回以上の利下げを見込む動きもあります。
ただし、雇用統計を前にしたポジション調整もあり、終盤には利回りの下げ幅はやや縮小しました。
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑