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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場:FRBの利下げ期待と景気後退懸念の綱引き
今週の米国株式市場は、週初にハイテク株安と関税問題への懸念から波乱の幕開けとなりました。しかし、週の半ばにかけては、弱い経済指標が相次いだことでFRB(米連邦準備理事会)による利下げ期待が急速に高まり、S&P 500指数は史上最高値を更新するほどの上昇を見せました。
ところが、週末に発表された米雇用統計が市場予想を大幅に下回る弱い結果となると、雰囲気は一変。利下げ期待がさらに強まる一方で、「経済は本当に大丈夫なのか?」という景気後退への懸念がそれを上回り、株価は下落して週の取引を終えました。
結局、市場は「利下げという追い風」と「景気悪化という向かい風」の間で揺れ動いた一週間でした。
9/1 (月) 祝日で静かなスタート
米国市場はレーバーデーの祝日で休場でした。
9/2 (火) 波乱の幕開け、ハイテク株に売り
9月相場は下落から始まりました。
半導体のエヌビディアなど大型ハイテク株が売られ、市場全体の重しとなりました。
トランプ大統領の関税を巡る裁判所の判断も、投資家の不安心理を煽る一因となりました。


9/3 (水) 大手ハイテク株が市場を救う
前日の下落から一転、市場は反発。
グーグルが独占禁止法訴訟で事業売却を免れたことや、アップルの新たなAI開発計画が好感され、両社の株価が大幅に上昇。
相場全体を力強く牽引しました。FRB高官から利下げに前向きな発言が出たことも追い風となりました。


9/4 (木) 利下げ期待でS&P 500が史上最高値更新
弱い雇用関連指標が続いたことで、「FRBは利下げに動かざるを得ない」との観測が市場に拡大。
「悪い経済ニュースが良い株価ニュースになる」という展開で、S&P 500指数は終値で過去最高値を更新しました。
投資家は翌日の米雇用統計の発表に注目。


9/5 (金) 弱い雇用統計が景気懸念を招く
注目の米雇用統計は、雇用の伸びが予想を大きく下回る衝撃的な内容でした。
当初、市場はこれを「利下げの決定打」と捉え株価が上昇する場面もありましたが、次第に深刻な景気悪化への懸念が優勢に。
結局、株価は下落し、週の取引を終えました。

