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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米株、小反発で史上最高値に迫る ― 利下げ期待が支え
- S&P500は小反発し、史上最高値に接近
- FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ観測が強まり、市場を支える
- 雇用の弱さは意識されつつも、景気後退(リセッション)懸念は限定的
- 過去の統計では、利下げ局面の株価上昇傾向が強い
- ブロードコムやロビンフッドなど個別株も大きく上昇
市場動向
8日の米株式市場は小幅に反発しました。
S&P500種株価指数は 0.21%高の6495.15、ダウ平均は 0.25%高の45514.95、ナスダックは 0.45%高の21798.70 となりました。
投資家は 来週のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ開始を意識しており、景気減速の懸念を和らげています。
利下げ観測と景気への影響
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先週の雇用統計の弱さが、利下げの可能性を強めました。
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モルガン・スタンレーのラーキン氏は「今週のインフレ指標が大幅に上振れしない限り、利下げ観測は揺るがない」と指摘。
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FRBは関税によるインフレ懸念よりも労働市場の軟化を重視する姿勢を見せています。
補足:ソフトランディングとは?
景気後退に陥らず、緩やかに成長を減速させて安定するシナリオのこと。利下げはその実現を狙う政策とされます。
今後の注目指標
市場関係者の見方
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インベスコ:「雇用の鈍化はあるがリセッションの兆候ではない」
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ネーションワイド:「利下げ局面は平均20%の株価上昇につながる」
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ドイツ銀行:「リセッションを伴わない利下げではS&P500は中央値で最大50%上昇してきた」
個別銘柄の動き
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ブロードコム(+3.2%):AI需要拡大で時価総額1.6兆ドルに到達、米企業で7位
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ロビンフッド(+16%)、アップラビン(+12%):S&P500採用決定で急伸
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エコスター(+20%):スペースXへの周波数帯売却合意で上昇
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一方で、AT&T、ベライゾン、Tモバイルは下落
まとめ
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S&P500は利下げ期待を背景に小反発、最高値に迫る
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雇用統計の弱さ → 利下げ正当化 → 株価支援という流れ
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9月相場は例年弱いが、今年は「利下げ×非リセッション」で例外の可能性
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個別株ではAI関連やS&P500採用銘柄が買われた
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債利回りが低下、FOMC利下げ観測を背景に
- 米国債相場は続伸、主要な利回りがそろって低下
- 2年債利回りは2022年以来の低水準
- 市場は9月FOMCでの0.25%利下げを完全に織り込み済み
- 年内合計0.75%の利下げ期待が強まる
- 注目は11日発表のCPI(消費者物価指数)
国債利回りの動き
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10年債利回り:4.04%(前日比-3.6bp)、約5か月ぶりの低水準
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2年債利回り:3.48%(前日比-2.5bp)、2022年以来の低水準
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30年債利回り:4.69%(前日比-6.7bp)、急低下が続く
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2年債と10年債の利回り差:54.9bpで横ばい
「利回り」とは?
→ 国債を保有したときに得られる利息の割合。利回りが低下するのは、国債の価格が買われて上昇していることを意味します。
背景にある要因
今後の利下げ観測
「利下げ」とは?
→ FRBが政策金利を引き下げること。企業や個人の借入コストを下げ、景気を下支えする効果があります。
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑