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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米国株式市場、FOMC後に乱高下 ダウは上昇・S&P500とナスダックは下落
- FRBは予想通り0.25%の利下げを決定
- 年内さらに2回の利下げが示唆され、合計3回の利下げ見通し
- S&P500とナスダックは下落、ダウは金融株の上昇で反発
- エヌビディア株は中国の規制報道で急落
- 一方でリフトやワークデイは好材料で急伸
FOMCの決定と市場の反応
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月のFOMCで、予想通り0.25%の利下げを決定しました。
年内はさらに2回(10月と12月)の利下げが見込まれており、合計3回の緩和路線が想定されています。
パウエル議長は会見で、雇用の弱さを指摘しつつも、インフレリスクを引き続き注視する必要性を強調しました。市場は「より積極的な利下げはしない」とのメッセージを受け、当初の緩和期待をやや修正する動きとなりました。
株式市場の動き
主要株価指数の動きは以下の通りです。
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S&P500種株価指数:6,600.35(-0.10%)
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ダウ平均:46,018.32(+0.57%)
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ナスダック総合:22,261.33(-0.33%)
アメリカン・エキスプレスなど金融株の上昇がダウを押し上げましたが、ナスダックはエヌビディアの急落が重しとなりました。
個別銘柄の明暗
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エヌビディア(-2.6%)
中国当局が同社のAI半導体の購入を停止するよう国内企業に指示したとの報道で下落。
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ワークデイ(+7.2%)
アクティビスト投資家エリオット・マネジメントが20億ドル超を投資したとの報道で急伸。
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リフト(+13.1%)
アルファベット傘下ウェイモとの提携で、自動運転タクシー事業に参入予定と伝わり急騰。
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ウーバー(-5%)
ライバルのリフト上昇に対し、相対的に売られる展開。
専門家の見方
まとめ
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FRBは予想通り0.25%利下げ、年内3回の利下げを見込む
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S&P500とナスダックは下落、ダウは金融株に支えられ反発
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個別株ではエヌビディア急落、リフトやワークデイは急伸
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短期的には調整も、企業業績次第で押し目買い期待が根強い
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
FOMC、0.25%利下げを決定 市場は織り込み済みで反応限定
- FOMCは9カ月ぶりに政策金利を0.25ポイント引き下げ、誘導目標を4.00~4.25%に設定
- 年内にあと2回の追加利下げを示唆
- 市場はすでに織り込み済みで、米国債利回りは上昇、株価は小幅下落
- パウエル議長は「積極的な利下げサイクル入り」への期待をけん制
FOMCの決定内容
米連邦公開市場委員会(FOMC)は17日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、誘導目標レンジを4.00~4.25%にしました。これは9カ月ぶりの利下げです。声明では「雇用の下振れリスクが高まった」としつつ、インフレは依然として高止まりしていると指摘しました。
利下げとは?
政策金利を下げることで、借入コストを引き下げ、景気を下支えする狙いがあります。逆に金利を上げると、消費や投資を抑制してインフレを防ぎます。
パウエル議長の発言
パウエル議長は会見で、
また、今回の利下げを「保険的な利下げ」と表現し、大規模な利下げサイクル開始ではないとの姿勢を示しました。
市場の反応
市場関係者の見方では「声明・経済見通しともに予想通りで、ハト派(緩和的)な要素はすでに織り込まれていた」との声が多く聞かれました。
専門家のコメント
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TDセキュリティーズ:今回の利下げは「保険的利下げ」とされ、ハト派色は限定的
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クレジットサイツ:インフレよりも雇用への配慮が鮮明
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アカデミー・セキュリティーズ:市場はアルゴリズム取引で荒れたが、時間が経てば雇用の弱さが意識され、追加利下げペースは速まる可能性
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
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