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目次
- 1 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介サイト
- 2 外為どっとコム タイアップ企画
- 3 今朝のニュースまとめ
- 4 米国の失業保険申請が大幅減少、労働市場の安定を示すも軟化傾向は継続
- 5 失業保険申請件数が大幅に改善
- 6 労働市場の現状
- 7 FRBの対応
- 8 まとめ
- 9 トランプ大統領と習近平主席が電話会談へ、TikTok問題と関税延長が焦点
- 10 6カ月ぶりの米中首脳会談
- 11 主要議題はTikTokと関税問題
- 12 その他の重要課題
- 13 今後の展望
- 14 FRBの慎重姿勢でドル上昇、失業保険申請減少も追い風
- 15 FRBの慎重姿勢がドル押し上げ
- 16 失業保険申請減少も支援材料
- 17 円は日銀会合前に下落
- 18 英中銀据え置きでポンド下落
- 19 市場の今後の見通し
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今朝のニュースまとめ
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※更新はAM8:00頃
米国の失業保険申請が大幅減少、労働市場の安定を示すも軟化傾向は継続
- 新規失業保険申請件数が約4年ぶりの大幅減少(前週比3万3,000件減の23万1,000件)
- 前週の急増は一時的要因によるもので、企業のレイオフは低水準で推移
- 労働市場は安定しているが、徐々に軟化の兆候も見られる
失業保険申請件数が大幅に改善
先週分の米新規失業保険申請件数は、前週比3万3,000件減の23万1,000件となりました。これは約4年ぶりの大幅減少です。エコノミスト予想の24万件を下回り、労働市場の安定を示しています。
前週の急増は一時的な要因
前週の申請件数急増(26万4,000件)は、以下の要因によるものでした
- レーバーデー(労働者の日)の祝日の影響
- テキサス州での不正申請の試み
- 複数業種でのレイオフが集中
労働市場の現状
企業は労働者を維持
今回の減少は、経済の不透明感が続く中でも企業が労働者を手放さないでいることを示しています。
軟化の兆候も存在
一方で、労働市場には以下の変化も見られます
- 雇用増加ペースの減速
- 労働需給の冷え込み
- 失業率のやや上昇
FRBの対応
連邦公開市場委員会(FOMC)は今週、利下げを再開しました。パウエル議長は労働市場が「非常に堅調だとはもはや言えない」と発言し、雇用環境の変化を認めています。
まとめ
今回の大幅減少により、市場でのさらなる大幅利下げ要求は弱まる可能性があります。労働市場は基本的に安定していますが、徐々に軟化している状況が続いています。
トランプ大統領と習近平主席が電話会談へ、TikTok問題と関税延長が焦点
- トランプ大統領と習近平主席が6カ月ぶりに電話会談を実施予定(米東部時間19日午前9時)
- TikTokの今後と米中関税休止の延長が主要議題
- 米国投資家によるTikTok買収で両国が枠組みに合意済み
6カ月ぶりの米中首脳会談
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による電話会談が、米東部時間19日午前9時(日本時間午後10時)に予定されています。両首脳の直接対話は6月以来、約6カ月ぶりとなります。
主要議題はTikTokと関税問題
TikTokの買収計画
会談の焦点の一つは、中国企業バイトダンスが所有するTikTokの今後です
- 米投資家コンソーシアムによる買収が進行中
- オラクル、シルバーレイク、アンドリーセン・ホロウィッツなどが参加予定
- トランプ氏は「米国を愛する企業が所有する形」になると発言
関税休止の延長
トランプ氏は「米中はディールにかなり近づいている」と述べ、現在実施中の関税休止措置のさらなる延長の可能性を示唆しました。
関税休止とは?
貿易摩擦で発動していた追加関税を一時的に停止する措置で、現在は11月10日まで継続予定です。
その他の重要課題
半導体問題
米半導体大手エヌビディアを巡る問題も議題となる見込みです。中国当局は今月、エヌビディアの過去の買収が独占禁止法違反だったと判断し、米国側が強い不満を示しています。
その他の協議事項
以下の問題についても話し合われる可能性があります:
- レアアースの輸出規制
- 中国によるボーイング機の発注
- ウクライナ戦争に関連したロシア産原油問題
今後の展望
今回の電話会談は、トランプ政権2期目初の対面での米中首脳会談実現に向けた環境整備として注目されています。両国の緊張緩和が進む中、具体的な合意に達するかが焦点となります。
FRBの慎重姿勢でドル上昇、失業保険申請減少も追い風
- FRBが利下げ実施も今後の追加利下げに慎重姿勢を示し、ドルが主要通貨に対して上昇
- 新規失業保険申請件数の減少がドル買いを後押し
- 円は日銀会合を前に一時148円台まで下落、英ポンドも反落
FRBの慎重姿勢がドル押し上げ
米連邦準備理事会(FRB)は16-17日のFOMCで、予想通り0.25%ポイントの利下げを実施し、FF金利を4.00-4.25%としました。しかし、パウエル議長が今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したため、ドルが広範囲で買い戻されました。
FOMC・FF金利とは?
- FOMC:連邦公開市場委員会の略で、アメリカの金利政策を決定する重要な会議
- FF金利:フェデラルファンド金利の略で、アメリカの政策金利のこと
失業保険申請減少も支援材料
米労働省が発表した9月13日までの週の新規失業保険申請件数が前週から減少したことも、ドル上昇の材料となりました。
主要通貨の動き
- ドル指数:0.4%上昇の97.347(利下げ発表直後には2022年2月以来の安値96.224まで下落)
- ユーロ/ドル:0.2%安の1.17893ドル
- 英ポンド/ドル:0.6%安の1.35515ドル
円は日銀会合前に下落
円は日銀の金融政策決定会合を控え、対ドルで0.6%安の147.88円まで下落しました。一時は148円台後半まで売られる場面もありました。
日銀の利上げ観測
- 今回の会合では利上げ見送りとの見方が強い
- 来年3月末までに0.25%の利上げが予想される
- 年内実施の確率は約50%
英中銀据え置きでポンド下落
イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を据え置き、量的引き締め(QT)のペースを緩めたことで、一時上昇したポンドもその後反落しました。
QTとは?
量的引き締めの略で、中央銀行が保有する国債などを売却して市場の資金量を減らす政策のことです。
市場の今後の見通し
専門家は「市場はFRBのより明確なハト派姿勢を期待していたが、それに届かなかった」と分析しています。10月のFOMCでは0.25%の利下げが最も可能性の高いシナリオとされていますが、経済データ次第で判断される見込みです。
暗号資産のビットコインは1.9%高の117,837ドルで推移しています。
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