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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場
FOMCの利下げを追い風に、主要指数は過去最高値を更新
今週の米国株式市場は、週半ばに開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目点となりました。
市場の予想通り利下げが決定されると、それを好感する形で投資家のリスク選好姿勢が強まり、S&P500種やナスダック総合指数などの主要株価指数が連日で過去最高値を更新する非常に力強い一週間となりました
9/15(月)FOMCへの期待感から上昇、ハイテク株が牽引
週明けの市場は、今週に控えるFOMCでの利下げを確実視する楽観的なムードに包まれ、主要3指数そろって上昇。
特に、CEOによる自社株買いが報じられたテスラや、時価総額が初めて3兆ドルを突破したアルファベットといったハイテク株が相場を力強く牽引し、ナスダック総合指数は終値で過去最高値を更新しました。
米中間のTikTok運営に関する合意も、市場の安心材料となりました


9/16(火)FOMCを前に一服、様子見ムードで小反落
翌日のFOMCの結果発表を前に、市場は警戒感から様子見ムードが広がり、主要3指数は小幅に反落。
この日発表された8月の米小売売上高は市場予想を上回る堅調な内容で、米国の消費の底堅さを示しました。
これは経済にとって良いニュースである一方、FRBが今後の利下げに対して慎重になる可能性も示唆したため、積極的な買いは手控えられました。


9/17(水)予想通りの利下げ決定も「事実売り」で方向感に乏しい展開
注目されたFOMCで、市場の予想通り0.25%の利下げが決定され、年内にあと2回の追加利下げも示唆されました。
しかし、事前に期待が先行していたため、発表後は材料出尽くし感から「噂で買って事実で売る」動きが優勢となりました。
パウエル議長の会見内容も市場の期待を部分的に和らげるものとなり、S&P500とナスダックは続落、ダウは反発と、方向感の定まらない一日でした。


9/18(木)利下げを再評価し、主要指数がそろって最高値更新
前日のFOMCの決定を市場が改めて消化し、金融緩和が企業業績を押し上げるとの見方が拡大。
投資家のリスク選好が強まり、S&P500、ダウ、ナスダック、ラッセル2000といった主要株価指数がそろって終値で過去最高値を更新する歴史的な一日となりました。
特に、エヌビディアがインテルに50億ドル出資すると報じられたことでインテル株が22%以上も急騰し、半導体関連株が相場全体を盛り上げました。


9/19(金)強気相場継続で続伸、週間での上昇を確定
週の最終日も強気の流れは続き、主要3指数は続伸してさらに過去最高値を更新。
FOMCによる利下げと今後の金融緩和への期待が、引き続き相場の強力なサポート材料となりました。
市場予想を上回る決算を発表した物流大手フェデックスや、目標株価が引き上げられたアップルなども買われ、相場を押し上げる。
この結果、主要指数は週間ベースでもプラスを維持し、力強い上昇相場を印象付けて週の取引を終えました。

