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目次
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一週間の通貨の動き(9/15~9/19)

先週

今週の為替市場
今週の為替市場は、週半ばに開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)を最大の焦点として、前半と後半で流れが大きく転換する一週間となりました。
週前半は、FOMCでの利下げが確実視される中、ドルが全面的に売られる展開となりました。しかし、水曜日に予想通りの利下げが発表された後、パウエルFRB議長が今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したことから、市場の雰囲気が一変。週後半にかけては、ドルを買い戻す動きが強まり、週初の下落分をほぼ取り戻して週の取引を終えました。
9月15日(月)【ドル全面安】FOMCを控え、利下げ観測強まる
週明けの市場は、今週に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを織り込む動きから、ドルが主要通貨に対して全面的に下落。
トランプ大統領が改めて大幅な利下げを要求したこともドル売りを後押しし、ブルームバーグのドル指数は約2カ月ぶりの安値を付けました。
ドル円は0.2%下落し、1ドル=147円台前半で取引されました。


9月16日(火)【ドル売り加速】ユーロは4年ぶり高値、FOMCへの期待
FOMCを翌日に控え、市場のハト派的な期待はさらに高まり、ドル売りが加速。
主要通貨に対するドル指数は7月以来の安値まで下落。特にユーロが対ドルで大きく買われ、2021年9月以来、約4年ぶりの高値を更新しました。
ドル円も下げ幅を拡大し、一時146円28銭と約1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けました。


9月17日(水)【乱高下】FOMCは利下げ決定も、ドルは急反発
この週の転換点となりました、FOMCは市場の予想通り0.25%の利下げを決定。
発表直後はドルが売られ、ユーロは一時高値を更新、ドル円も145円台まで円高が進む場面がありました。
しかし、その後のパウエル議長の記者会見が「市場が期待していたほどハト派的ではない」と受け止められると、一転してドルが急速に買い戻される展開に。
ドル円は146円台後半まで値を戻し、荒い値動きの一日となりました。


9月18日(木)【ドル買い戻し継続】FRBの慎重姿勢を受けドル全面高
前日の流れを引き継ぎ、ドルを買い戻す動きが終日続きました。
FOMCが今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したことが引き続き材料視され、ドルは主要通貨に対して上昇。
良好な米経済指標もドルの支援材料となりました。
ドル円は0.6%以上上昇し、148円台に迫りました。一方、金融政策の現状維持を決めた英国のポンドは売られました。


9月19日(金)【ドル堅調】日銀は現状維持、ドル高基調で週を終える
週末の市場では、FOMC後のドル買い戻しの流れが継続し、ドル指数は3日続伸。
注目された日銀の金融政策決定会合は、大方の予想通り現状維持を決定。
発表直後に円が買われる場面もありましたが、植田総裁の会見に明確な方向性が見られなかったことなどから、円の上値は重く、ドル円はほぼ変わらずの147円台後半で取引を終えました。
ドルは週間ではほぼ変わらない水準まで値を戻し、堅調地合いを維持して一週間の取引を終えました。

