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目次
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一週間の通貨の動き(9/22~9/26)

先週

今週の為替市場
週前半は、米連邦準備理事会(FRB)当局者からハト派とタカ派双方の発言が聞かれ、方向感の定まらない展開
しかし、週の半ばに発表された米国の住宅関連やGDPなどの経済指標が相次いで市場予想を上回る力強い結果となったことから、米経済の底堅さが意識され、ドルが全面高に。ドル円は一時150円に迫る水準まで急伸しました。
週末には、重要な経済指標の発表を終えたことや、来週の米雇用統計を前にしたポジション調整からドルは反落しましたが、週間を通してみればドルが主要通貨に対して大きく値を上げた一週間でした。
9月22日(月)様子見ムードでドル反落、FRB当局者の見解は交錯
週明けの為替市場では、週内に発表される主要経済指標やFRB当局者の発言を見極めたいとの雰囲気から、ドルが反落
FRBのマイラン理事が積極的な利下げを主張する一方、他の連銀総裁からはタカ派的な発言も聞かれるなど、金融政策の方向性について当局者の間でも見解が分かれていることが示唆されました。
円は対ドルで小幅に上昇し、1ドル=147円台で推移しました。


9月23日(火)小動きの一日、パウエル議長講演も波乱なく通過
パウエルFRB議長の講演を控え、市場は様子見ムードが強く、ドルは主要通貨に対し小動きとなりました。
注目されたパウエル議長の講演では、インフレリスクと労働市場の弱さとの間で難しい舵取りを迫られているとの認識が示されましたが、市場に大きなサプライズはなく、反応は限定的
ドル円も前日終値を挟んだもみ合いに終始しました


9月24日(水)強い米住宅指標でドル全面高、円は148円台後半へ急落
この日発表された米国の8月新築住宅販売件数が市場予想を大幅に上回り、2022年初め以来の高水準となったことをきっかけに、ドルが全面高の展開となりました。
米経済の底堅さが再認識され、FRBが利下げに慎重になるとの見方が強まりました。
この流れを受け、ドル円は1円以上値を上げ、一時1ドル=148円92銭まで急落しました。


9月25日(木)米経済の底堅さを示しドル続伸、円は一時149円90銭台
前日の流れを引き継ぎ、ドル高が加速
週間の新規失業保険申請件数が予想を下回る力強さを見せたほか、第2四半期GDP確報値も上方修正され、米経済の堅調さが相次いで示されたことが背景に
ドル円はさらに上値を伸ばし、一時1ドル=149円93銭と、約2カ月ぶりの高値を付けました


9月26日(金)週末の調整でドル反落、週間では大幅高を記録
米国の8月個人消費支出(PCE)価格指数で消費の堅調さが確認されたものの、市場の関心は来週発表される米雇用統計に移っており、週末を前に利益確定やポジション調整の売りが優勢となり、ドルは反落
しかし、週間ベースで見るとドル指数は8月上旬以来の大幅な上昇となり、ドル高の流れを強く印象付けました。ドル円は1ドル=149円台半ばでこの週の取引を終えました。

