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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米国株、9月は好調も政府閉鎖リスクで不透明感
- 米株式市場は9月最終日に小幅高で終了し、S&P500は15年ぶりの好調な9月を記録
- 四半期ベースでは主要3指数がいずれも2期連続で上昇
- 政府閉鎖リスクで雇用統計などの経済指標発表が遅れる可能性
- FRB当局者は利下げの可能性を示唆しつつ、インフレへの警戒も維持
- 個別株ではファイザーが大幅高、航空株は下落
株式市場の動き
米国株式市場は、政府機関閉鎖の懸念を背景に軟調に推移しましたが、終盤に持ち直して主要3指数は小幅高で引けました。
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S&P500:6688.46(+0.41%)
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ダウ平均:46397.89(+0.18%)
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ナスダック:22660.01(+0.30%)
9月のS&P500の上昇率は3.53%と、2010年以来の好調ぶり。四半期ベースでも7.79%の上昇となり、AI関連株や金融緩和期待が追い風となりました。
政府閉鎖リスクと市場への影響
政府閉鎖が現実となれば、
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雇用統計など重要な経済データの発表が延期
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FRB(米連邦準備理事会)の政策判断に不透明感
といった影響が懸念されています。
特に10月3日に予定されている雇用統計が発表されなければ、投資家は労働市場やインフレ動向を把握しにくくなります。
補足:政府閉鎖とは?
米議会で予算が成立しない場合、政府機関が一部業務を停止する事態を指します。過去にも起きていますが、市場への影響は限定的だったケースが多いです。
FRB当局者の発言
補足:ドットプロットとは?
FOMCメンバーの金利見通しを点で示した図表。市場の利下げ・利上げ観測に影響します。
個別企業の動き
ファイザー:6.8%高
コアウィーブ:メタに最大142億ドル分のAI向けクラウド提供契約
航空株(ユナイテッド・サウスウエストなど):政府閉鎖で運航遅延懸念 → 下落
エクソンモービル:2000人規模の人員削減を発表
ベライゾン:衛星通信会社エコスターの周波数帯取得を交渉中
まとめ
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米株は政府閉鎖リスクを警戒しつつも月間・四半期で大幅上昇
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FRBは利下げ観測が残る一方、インフレリスクを警戒
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政府閉鎖が長期化すれば市場の不透明感は一段と強まる可能性
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個別株では医薬品やAI関連が堅調、航空株は軟調
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債、政府閉鎖懸念で小幅高
- 米国債は小幅高で終了。政府閉鎖リスクを背景に「安全資産」として買いが入った
- 10年債利回りは4.15%と横ばい、2年債は低下。利下げ観測の影響も
- 四半期ベースで国債は3期連続上昇、2020年以来の好調ペース
- 政府閉鎖が長引けば経済成長が鈍化し、債券市場には追い風になる可能性
米国債の値動き
米国債相場は小幅に上昇しました。直近の利回りは以下の通りです。
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30年債利回り:4.73%(上昇)
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10年債利回り:4.15%(ほぼ横ばい)
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2年債利回り:3.61%(低下)
特に2年債の低下は、市場が今後の利下げを意識していることを反映しています。
背景:政府閉鎖リスク
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米政府機関は10月1日から閉鎖の可能性が迫っており、景気の減速懸念が強まっています。
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政府が閉鎖されると、雇用統計など主要経済指標の発表が遅延し、市場は先行き不透明になります。
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過去の長期閉鎖時には、長期債相場が上昇した例があります。
投資家心理と市場の見方
専門家によれば、今回の国債買いは「小規模な質への逃避」(安全資産へのシフト)との見方があります。
不確実性と政治リスク
まとめ
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米国債は政府閉鎖リスクと利下げ観測を背景に小幅高
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10年債利回りは横ばい、2年債は低下し利下げを織り込み
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政府閉鎖が長引けば、景気にはマイナスだが国債市場にはプラス要因
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データ発表遅延による市場の不確実性とボラティリティ上昇に注意が必要
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

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