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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場 AI熱狂からトランプ発言の冷や水へ
今週の米国株式市場は、米中貿易摩擦を巡るトランプ大統領の発言に一喜一憂し、大きく変動する一週間でした。
週前半は、貿易戦争への懸念が和らいだことやAI関連株の活況を背景に大幅に上昇。
しかし、週半ばにかけては再び貿易摩擦への懸念が浮上し、さらに木曜日には地方銀行の信用不安という新たな懸念材料が市場の重荷となりました。
最終的には、金曜日に再び貿易摩擦への懸念が後退したことで市場は反発。
S&P500種株価指数は週間ベースで8月以来の大幅高となり、不安定ながらも結果的には上昇して週を終えました。
10/13(月)貿易懸念の後退とAIブームで大幅反発
トランプ大統領が中国に対する強硬姿勢を和らげたことを受け、貿易戦争への懸念が後退。
市場はこれを好感し、ダウ平均は約588ドル高と大幅に反発。
特に、OpenAIとの提携を発表したブロードコムをはじめとする半導体・AI関連株が市場を牽引し、ナスダック総合指数は2%を超える上昇となりました。投資家の押し目買い意欲の強さが示された一日


10/14(火)貿易懸念の再燃で一進一退
前日の楽観ムードから一転、トランプ大統領が中国との食用油貿易の停止を示唆したことで、再び米中間の緊張が意識されました。
S&P500とナスダックは反落しましたが、好決算を発表した銀行株が堅調だったことや、FRBのパウエル議長による追加利下げを示唆するハト派的な発言が相場を下支えし、ダウ平均は上昇。強弱入り混じる展開となりました


10/15(水)好調な銀行決算が支え、不安定ながらも反発
この日も米中貿易摩擦の行方を見極めようとする動きから不安定な値動きとなりましたが、モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカといった大手金融機関の好決算が相場を支えました。
また、半導体製造装置大手ASMLの明るい見通しを受けて半導体関連株も上昇し、S&P500とナスダックは反発して取引を終えました。


10/16(木)地方銀行発の信用不安が市場を直撃
米国の地方銀行2行が不正の疑いがある融資の問題を発表したことをきっかけに、金融システムの健全性に対する懸念が急浮上。
地銀株は軒並み急落し、投資家心理を冷やしました。
半導体受託製造大手TSMCの好調な見通しといった好材料もありましたが、信用不安が市場全体の重荷となり、主要3指数はそろって下落しました。


10/17(金)再びの貿易懸念緩和で反発
週の最終日、トランプ大統領が中国製品への高関税は「持続可能ではない」との見方を示したことで、貿易摩擦への過度な懸念が和らぎました。
前日に急落した地方銀行株も買い戻され、市場は反発。
週初から続いた神経質な展開は落ち着きを取り戻し、主要3指数はそろって上昇して一週間の取引を締めくくりました。

