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目次
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一週間の動き
先週
今週の為替市場
今週(10月20日~24日)の為替市場は、日本の高市新政権発足に伴う財政拡張観測を背景に、週を通して円安が進行した一週間でした。
ドル/円は150円台後半から一時152円台後半まで上値を試し、週末の米消費者物価指数(CPI)発表後も円安の流れは止まりませんでした。
10/20(月)【高市政権発足見通しと日銀タカ派発言に揺れる円】
週明けの市場では、日本の政治動向が注目されました。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、高市早苗氏が新首相に就任する見通しとなりました。
市場では、高市政権による財政拡張観測が円の重しになるとの見方が浮上。
一方、日銀の高田創審議委員が「物価安定目標はおおむね達成」「利上げの機が熟した」とタカ派的な発言を行ったことで、一時的に円が買われる場面も。
しかし、米国の信用リスク懸念が後退する中、ドルは底堅く推移し、ドル/円は小幅高の150円台後半で引けました。
10/21(火)【高市新首相誕生、財政拡張懸念で円急落 152円台へ】
高市早苗氏が正式に新首相に選出されると、円売りが加速。
トレーダーは、高市新政権が財政出動を拡大し、日銀の利上げの道筋が複雑化する可能性を警戒。
高市首相が会見で「金融政策は日銀に委ねる」と述べたものの、円安の流れは止まらず、ドル/円は一時152円17銭まで急落し、151円台後半で取引を終えました。
円安を受け、ドル指数も上昇しました。
10/22(水)【米CPI待ちで小康状態、英ポンドは弱い物価指数で下落】
前日の円急落から一転、ドル/円は151円台後半でほぼ横ばいとなりました。
市場の関心は週末に発表される米CPIに移り、様子見ムード
一方、英国では9月の消費者物価指数(CPI)が予想外に横ばいとなり、イングランド銀行(BOE)による年内利下げ観測が急速に高まりました。これを受け、英ポンドが対ドルで下落しました。
10/23(木)【円安再燃、原油高も重しに ドル/円152円台後半】
米CPIの発表を翌日に控え小動きが予想されたものの、円は再び売られました。
日銀の10月利上げ観測が後退したことに加え、米国によるロシア石油大手への制裁発表を受けた原油価格の急騰が、資源輸入国である日本の円にとって重しとなりました。
ドル/円は一時152円80銭まで上昇し、152円台半ばで引けました。
10/24(金)【米CPI下振れも円安止まらず、ドル/円は6日続伸】
注目された米国の9月CPIは、市場予想を下回る伸びとなりました。
これを受け、米連邦準備理事会(FRB)による来週の利下げは確実視され、一時ドルが売られました。
しかし、ドル/円はすぐに下げ幅を縮小し、再び上昇。
日本のコアCPIが4カ月ぶりに上昇率を拡大したものの、日銀の政策姿勢に変化はないとの見方が大勢で、円売りの流れは継続。
ドル/円は6営業日続伸し、152円85銭と2週間ぶりの円安水準で週の取引を終えました。




