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FRB内で利下げ巡り意見対立―インフレ懸念
- 今週のFOMCで2人の連銀総裁が利下げに反対
- インフレ懸念派と労働市場重視派で意見が分裂
- 12月の追加利下げは不透明な状況に
FOMCで利下げ反対の動き
今週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2人の地区連銀総裁が0.25ポイントの利下げ決定に反対しました。
FOMCとは?
米国の金融政策を決定する会合のことで、政策金利の引き上げや引き下げを議論します。
反対したのは以下の総裁です
- ダラス連銀のローガン総裁:利下げの必要性を否定
- カンザスシティー連銀のシュミッド総裁:政策金利の据え置きを主張
両総裁は「インフレが依然として高過ぎる」ことを理由に挙げています。
12月会合への影響
ローガン総裁は「インフレ鈍化や労働市場の冷え込みの明確な証拠がない限り、12月の利下げは難しい」と発言しました。
パウエル議長も記者会見で、12月の追加利下げは既定路線ではないと強調。FOMC内では、労働市場を支えるための追加緩和派とインフレ警戒派の対立が鮮明になっています。
バランスシート縮小は終了へ
一方、FRBは12月1日にバランスシート縮小を終了することを決定しました。短期金融市場での金利上昇を受けた措置です。
バランスシート縮小とは?
FRBが保有する国債などの資産を減らすことで、市場から資金を吸収する政策のこと。
高市首相が習主席と初会談―対中懸念伝えつつ協力関係を確認
- 高市首相と習近平主席が初の首脳会談を実施
- 「戦略的互恵関係」の推進で一致
- 尖閣諸島や水産物輸入規制など懸案事項も協議
初の日中首脳会談で関係強化を確認
韓国を訪問中の高市早苗首相は31日、中国の習近平国家主席と初の首脳会談を行いました。両首脳はさまざまな分野での意思疎通強化を確認しました。
戦略的互恵関係とは?
日中両国が共通の利益を拡大し、互いに協力し合う外交関係のことです。
高市氏は会談について「かなり中身の濃い充実した議論ができた」と評価。「懸案や意見の相違があるからこそ、直接対話が重要だ」と強調しました。
主な協議内容
会談では以下の問題について協議されました
懸念事項
- 尖閣諸島を含む東シナ海の問題
- レアアースの輸出管理
- 邦人拘束問題
- 南シナ海での中国の行動
- 香港や新疆ウイグル自治区の状況
経済・貿易問題
福島第1原発の処理水海洋放出を受けて中国が続けている、福島県など10都県産の水産物輸入禁止措置について、高市氏は規制緩和を求めました。
閣僚レベルでも接触進む
首脳会談に先立ち、28日には茂木敏充外相と王毅外相が電話会談を実施。30日には赤沢亮正経産相が王文涛商務相と会談し、意思疎通の継続で一致しました。
高市首相は26日からの「外交ウイーク」で、トランプ米大統領や韓国の李在明大統領との会談も行い、各国との関係強化を進めています。
米株式市場は反発で月末を締めくくり―企業収益への楽観が優勢
- S&P500種など主要3指数が揃って上昇
- アマゾンの好決算が相場をけん引
- FRBの慎重姿勢が投資家心理の重しに
企業収益への期待が相場を下支え
31日の米株式市場は反発しました。テクノロジー大手に偏った上昇への懸念はあるものの、企業収益に対する楽観が上回り、強気相場が勢いを取り戻しました。
主要指数の動き
- S&P500種株価指数:6,840.20(+0.26%)
- ダウ工業株30種平均:47,562.87(+0.09%)
- ナスダック総合指数:23,724.96(+0.61%)
アマゾンが相場をけん引
この日の上昇をけん引したのはアマゾン・ドット・コムで、9.6%高となりました。第4四半期の売上高見通しがアナリスト予想を上回ったことが好材料となりました。
一方、アップルは0.4%安。iPhoneの供給制約が続いているとのCEO発言を嫌気しました。
月間では数年ぶりの連続上昇
市場は10月も以下のような課題を抱えています
- 地政学的リスク
- 通商問題
- 米政府機関の一部閉鎖懸念
- 高水準の株式バリュエーション
しかし、米企業の業績への信頼感と、利下げが企業収益を後押しするとの期待が相場を支えました。
バリュエーションとは?
株価が企業の実態価値に対して割高か割安かを判断する指標のことです。
記録的な上昇トレンド
4月以降、S&P500種は約40%上昇。月間では6カ月連続高と、2021年以来最長の連続高を記録しました。ナスダック100指数は8年ぶりとなる7カ月連続高となっています。
FRBの慎重姿勢が警戒材料
この日はFRB当局者の発言が相次ぎました。複数の地区連銀総裁が、12月の追加利下げは確定していないと述べ、市場の期待を抑制しました。
市場が織り込む12月会合での利下げ確率は65%と、前日の72.8%から低下しています。
ネーションワイドのマーク・ハケット氏は「年末にかけて相場は堅調を維持するとの見方を裏付ける指標が引き続き多い」と分析しています。
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