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目次
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一週間の動き
先週
今週の為替市場
今週の為替市場は、米・日・欧の金融政策決定会合が集中する「中銀スーパーウィーク」でした。
週前半はFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を待つ「様子見」ムードでしたが、水曜のFOMCが大きな転換点となりました。
FRB(米連邦準備理事会)が市場の予想通り利下げを行ったものの、パウエル議長が将来の追加利下げに慎重な「タカ派的」な姿勢を示したことで、ドルが急騰しました。
翌日、日銀が金融政策の「現状維持」を決定し、タカ派的なシグナルを出さなかったことが、この流れを決定づけます。
日米の金融政策の方向性の違いが鮮明になり、週後半にかけて「ドル全面高・円全面安」の展開が加速。ドル円は節目と見られた154円台に突入し、円は2月以来の安値水準で週を終えました。
10/27(月)主要会合を前に小康状態、米中期待がリスク選好を支える
週明けは、今週に控えるFOMCや日銀会合を前に方向感の乏しい展開。
FOMCでの0.25%利下げはすでに織り込み済みで、市場の関心はパウエル議長の発言に移っていました。
米中通商合意への楽観的な見方からリスク選好ムードが広がり、ドルは主要通貨に対してやや軟調に推移。ドル円は152円台後半で小動きとなりました。
10/28(火)ドル続落、円は8営業日ぶりに反発
引き続きFOMCを控え、ドル指数は続落。
一方、円は対ドルで8営業日ぶりに反発し、152円台前半まで上昇。
日本の閣僚やベッセント米財務長官の発言を受け、日本の過度な財政・金融拡大に対する懸念が和らいだことが円の買い戻しを誘いました。
10/29(水)転換点、FOMC「タカ派的利下げ」でドル急騰
今週最大の注目イベントであったFOMCは、予想通り0.25%の利下げを決定。
しかし、パウエル議長が会見で「12月の利下げは既定路線ではない」と発言し、追加利下げ観測に釘を刺しました。
この「タカ派的」な内容を受け、市場の12月利下げの織り込みは急速に低下。ドルは全面高となり、ドル円も152円台後半へと反発しました。
10/30(木)日銀「現状維持」で円急落、154円台に突入
前日のタカ派的なFOMCに対し、日銀は金融政策の「現状維持」を決定。
市場が期待したようなタカ派的シグナル(利上げへの言及など)はなく、円強気派を失望させました。
日米の金融政策の方向性の違いが決定打となり、円は急落。ドル円は154円台を突破し、2月以来の円安・ドル高水準を更新しました。
10/31(金)ドル高・円安トレンド鮮明化、ドルは月間で大幅高
ドル指数は3日続伸し、月間ベースで今年2番目の大幅高を記録。
FRB高官から利下げに慎重な発言が相次いだこともドルを支えました。
ドル円は154円台前半で高止まりし、ドル高・円安のトレンドが鮮明なまま週の取引を終えました。
円は月間ベースで対ドル4.2%下落し、7月以降で最大の下落となりました。




