2025/8

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2025/8/7

経済ニュース速報まとめ わかりやすい市場分析とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)初心者にも分かりやすく要約しています

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています

情報収集の時短にぜひ活用してください

初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします

当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです

昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います

金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています

X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします

ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介サイト

今朝のニュースまとめ

最新!経済、金融ニュースまとめ】・海外記事まとめ

毎朝更新

『米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎要約』はこちら

『米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約』・2025/8/7『米国市場(株式・債券・為替・商品先物)の動きを毎日分かりやすく要約し配信。最新の相場状況、マーケットニュース、投資判断に役立つポイントを短時間で把握できます。』...

※更新はAM8:00頃

日米関税措置が発動:15%の一律関税導入で貿易摩擦が懸念

  • 米国が日本からの輸入品に15%の一律関税を導入
  • 自動車・鉄鋼・アルミ以外の品目が対象
  • 日米間で関税の適用範囲について認識にずれが発生

15%の一律関税が発動

7日、米国が日本からの輸入品に対する15%の一律関税措置を発動しました。この関税は既に個別の関税がかけられている自動車や鉄鋼、アルミニウムを除く全ての品目が対象となります。

日米間で認識のずれが発生

日本側の認識

  • 既存の関税率が15%未満の品目のみが対象
  • 15%以上の品目には上乗せされない

米国側の認識

ホワイトハウス関係者によると、日本には15%の追加関税を課すと発表。これは日本側の説明と異なる内容となっています。

関税とは? 国が輸入品にかける税金のこと。自国の産業を保護する目的で設定されます。

赤沢経済再生相が緊急訪米

対米交渉を担当する赤沢亮正経済再生相が5日から9日の日程で訪米し、6日にラトニック商務長官と約90分間会談しました。会談では以下を要求

  • 合意内容の確認と速やかな実施
  • 自動車・部品関税の引き下げ実施
  • 継続的な意思疎通の重要性を確認

赤沢氏は「齟齬はない」と強調していますが、両国間の認識統一が急務となっています。

FRB理事が7月雇用統計に警鐘:米経済の「転換点」を示唆

  • クックFRB理事が7月雇用統計を「懸念すべき内容」と評価
  • 労働市場が急速に減速、過去の雇用者数も大幅下方修正
  • 企業の不確実性が「税金」のように経済を圧迫

雇用統計が示す労働市場の急変

クックFRB理事は6日、7月の雇用統計について「懸念すべき内容だ」と表明し、米経済が転換点にある可能性を示唆しました。

悪化した雇用データ

  • 7月雇用者数:前月比73,000人増(市場予想を下回る)
  • 5月・6月の雇用者数:合計で約260,000人の下方修正
  • 過去3か月の月平均雇用増:35,000人のみ

クック氏は「こうしたデータ修正は転換点でよく見られる傾向だ」と警告しました。

雇用統計とは? 労働市場の動向を示す重要な経済指標で、景気判断の材料として注目されます。

企業の不確実性が経済の重荷に

「不確実性という税金」

クック氏とボストン連銀のコリンズ総裁は、企業が直面する不透明な状況を「税金のように作用している」と表現しました。

企業経営者への影響
  • 不確実性への対応に多大な時間を費やす
  • 設備投資を抑制する要因となる
  • 価格設定の判断にも悪影響

価格設定にも波及する懸念

コリンズ総裁は、不確実性が価格設定の「様子見姿勢」を招いていると指摘。「高インフレの時期から脱却したばかりの今はなおさらだ」と述べ、インフレ抑制への悪影響を懸念しています。

クック氏は「これは経済にとって純粋な損失だ」と強調し、現状への危機感を表明しました

ドル下落、雇用統計の影響続く、FRBの年内追加利下げ観測高まる

  • 7月雇用統計の悪化でドルが主要通貨に対して下落
  • FRBの9月利下げ確率が95%まで上昇
  • トランプ政権下でのドル反発が雇用統計で頓挫

雇用統計がドル相場を直撃

ニューヨーク外為市場では、先週発表された7月雇用統計の予想下回りを受け、ドルが円やユーロに対して急落しました。

主要為替レートの動き

  • ドル指数:0.56%安の98.18(7月28日以来の低水準)
  • ユーロ/ドル:0.76%高の1.1662ドル
  • ドル/円:0.35%安の147.09円

ドル指数とは? 主要通貨に対するドルの総合的な強さを示す指標です。

FRB利下げ観測が急拡大

9月利下げの確率が急上昇

CMEフェドウォッチによると、9月会合での0.25%利下げ確率は

  • 現在:95%
  • 1週間前:48%

この劇的な変化が市場を動かしています。

専門家の見解

ドル反発の頓挫

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチャンドラー氏は「トランプ第2次政権発足後の初めてのドル反発が7月雇用統計で台無しになった」と指摘しました。

政策当局者の発言

  • カシュカリ総裁:経済減速を受け近い将来の利下げ実施の可能性に言及
  • クックFRB理事:発言を受け一時ドル/円が146円98銭まで円高進行

日本政治家の金融政策提言

自民党総裁候補の河野太郎元外相が「政府は日銀に利上げ要請すべき」と発言。一方、斎藤健・自民党税調副会長は追加利上げに慎重姿勢を示し、「政府と日銀の連携が必要」と述べました。

マネックスの専門家は「米国のヘッドラインリスクがドル安を意味する」と分析し、今後の動向に注目が集まっています。

最新!経済、金融ニュースまとめ】・海外記事まとめ

毎朝更新

『米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎要約』はこちら

『米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約』・2025/8/7『米国市場(株式・債券・為替・商品先物)の動きを毎日分かりやすく要約し配信。最新の相場状況、マーケットニュース、投資判断に役立つポイントを短時間で把握できます。』...

※更新はAM8:00頃

毎日経済ニュースを要約していますが、「もっとこんな情報があれば」「もっとシンプルに」「ここが見づらい」「わかりづらい」などのご意見をお待ちしています!

問い合わせからメール、X(Twitter)DMやリプなどからよろしくお願いします!