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目次
- 1 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介サイト
- 2 外為どっとコム タイアップ企画
- 3 今朝のニュースまとめ
- 4 エヌビディアがOpenAIに最大14兆円の大規模投資を決定
- 5 史上最大級のAI投資が決定
- 6 段階的投資で処理能力を10倍に拡張
- 7 AI市場の覇権争いが本格化
- 8 FRBマイラン理事が大胆な利下げを主張
- 9 異例の大幅利下げ要求でFRB内に亀裂
- 10 金利水準は2ポイント高すぎると批判
- 11 他当局者は慎重姿勢、インフレ警戒続く
- 12 ドル反落、FRB当局者の発言で3日続伸が一服 円は2日連続上昇
- 13 FRB当局者発言でドル売り優勢に
- 14 円は政治不安でも上昇基調継続
- 15 年末に向けドル安予測が台頭
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介サイト
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今朝のニュースまとめ
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※更新はAM8:00頃
エヌビディアがOpenAIに最大14兆円の大規模投資を決定
- エヌビディアがOpenAIに最大1,000億ドル(約14兆7,900億円)の大型投資を決定
- AI用データセンターの大幅拡張でChatGPTの処理能力不足を解決
- AI半導体市場での競争優位性確保が狙い
史上最大級のAI投資が決定
米半導体大手エヌビディアが、ChatGPTを運営するOpenAIに対して最大1,000億ドルという巨額投資を行うことが発表されました。
この投資により、OpenAIの新たなデータセンターやAIインフラ整備を全面的に支援します。
データセンターとは?
コンピューターやサーバーを集約して運用する施設のことで、AIの計算処理を行う重要な拠点
段階的投資で処理能力を10倍に拡張
投資は段階的に実施され、まず最初の100億ドルで1ギガワット分の処理能力を導入します。
最終的には10ギガワット規模のデータセンター構築を目指しており、これは現在の処理能力を大幅に上回る規模となります。
投資の流れ
- 第1段階:100億ドルで1ギガワット分の処理能力を導入
- 最終目標:10ギガワット規模のデータセンター完成
- エヌビディアはOpenAI株式も取得予定
AI市場の覇権争いが本格化
ChatGPTは月間約7億人が利用しており、処理能力不足が課題となっていました。エヌビディアは自社のAIチップ技術でこの問題を解決し、ライバル企業に対する競争優位性を確保したい考えです。発表を受けてエヌビディア株価は4.5%上昇しました。
FRBマイラン理事が大胆な利下げを主張
- マイラン理事が年内1.5ポイントの大幅利下げを主張、他当局者との意見対立が深刻化
- 政策金利が2ポイント高すぎるとして、労働市場悪化への懸念を表明
- トランプ大統領の要求と一致するも、FRB内では少数派の見解
異例の大幅利下げ要求でFRB内に亀裂
マイラン米FRB理事が22日、就任後初の講演で政策金利の大幅引き下げを求めました。同理事は年内に1.5ポイントの利下げが必要と主張しており、他の当局者による中央値0.5ポイントを大きく上回る急激な緩和を要求しています。
中立金利とは?
景気を刺激も抑制もしない理想的な金利水準のことで、金融政策の基準となる重要な指標です。
金利水準は2ポイント高すぎると批判
マイラン理事は現在の金利水準について「大幅に景気引き締め的な領域にある」と指摘しました。
中立金利を約2.5%と推定し、現在の政策金利が約2ポイント高すぎるため、不必要な失業率上昇を招くリスクがあると警告しています。
今後の方針
- FOMC会合で反対票を投じ続ける可能性が高い
- 「存在しないコンセンサスの幻想」に反対
- パニック的措置ではなく適切な調整と主張
他当局者は慎重姿勢、インフレ警戒続く
一方で、他のFRB当局者は追加利下げに慎重な姿勢を示しています。クリーブランド連銀のハマック総裁は「インフレは依然として高すぎる」として利下げペースを抑制すべきと主張。アトランタ連銀のボスティック総裁も年内追加利下げの必要性をほとんど感じないと発言しました。
マイラン理事の見解はトランプ大統領の金融緩和要求と一致していますが、FRB内では明らかに少数派となっており、今後の金融政策決定において注目が集まります。
ドル反落、FRB当局者の発言で3日続伸が一服 円は2日連続上昇
- ドル指数が0.39%下落、3営業日続いた上昇トレンドが終了
- FRB当局者の利下げ見解に差、マイラン理事は積極緩和を主張する一方で他は慎重姿勢
- ドル円は147円台で推移、年末に向けたドル安予測が相次ぐ
FRB当局者発言でドル売り優勢に
外為市場では、ドルが主要通貨に対して軒並み下落しました。ドル指数は0.39%安の97.34となり、ユーロは0.44%高の1.1796ドル、スイスフランは対ドルで0.38%高となっています。
この背景には、FRB当局者による一連の発言があります。マイラン理事が積極的な利下げを主張する一方、セントルイス連銀のムサレム総裁は「追加利下げ余地は限られている」と慎重な見解を示しており、金融政策の方向性に不透明感が広がっています。
PCE価格指数とは?
個人消費支出価格指数のことで、FRBがインフレ判断で最も重視する指標です。
円は政治不安でも上昇基調継続
ドル円は0.17%安の147.69円と、2営業日連続で下落しました。自民党総裁選を控えた政治的不確実性により、日銀の利上げ慎重姿勢が予想されているものの、円は上昇基調を維持しています。
主な通貨の動き
- ユーロ:0.44%高の1.1796ドル
- 英ポンド:0.37%高の1.3516ドル
- 豪ドル:0.12%高の0.6599ドル
- スウェーデンクローナ:0.75%高
年末に向けドル安予測が台頭
UBSはドル円の年末予想を従来の130円から143円に上方修正しました。一方、ドイツ銀行は年末までに140円を割り込む可能性があると予測しており、専門家の間でもドル安円高の見方が広がっています。
23日に予定されるパウエルFRB議長の講演が、今後の相場方向を決める重要な材料として注目されています。
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