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サンフランシスコ連銀総裁、追加利下げの可能性示唆
- サンフランシスコ連銀総裁が先週の利下げを支持し、追加利下げの可能性を示唆
- 経済成長・雇用の減速を受け、雇用市場への支援が必要
- インフレ率は想定より低く、関税影響は限定的
先週の利下げを全面支持
サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は24日、FRBが先週決定した0.25%ポイントの利下げを「全面的に支持する」と表明しました。
この利下げは昨年12月以来6会合ぶりの実施で、トランプ2期目政権下では初となります。
追加利下げの必要性を示唆
経済減速への対応
デイリー総裁はユタ大学での講演で、以下の理由から追加利下げが必要になる可能性が高いと述べました
- 経済成長の減速
- 個人消費の鈍化
- 雇用市場の軟化
- インフレ率が想定より低水準
慎重な政策運営を強調
ただし総裁は「これは見通しであって約束ではない」と慎重な姿勢も示しています。物価安定の回復と雇用市場支援という2つの目標達成に向け、データを見ながら着実に判断を重ねる方針です。
関税による物価上昇圧力も限定的で、今後の政策調整余地があることを示唆しました。
ドル全面高、米住宅指標好調とFRB慎重姿勢が影響
- 24日の米金融市場でドルが全面高、円は対ドルで148円90銭台に下落
- 米新築住宅販売の急増が材料視され、経済減速懸念が和らぐ
- パウエルFRB議長の慎重発言で追加利下げペースに不透明感
ドル指数とは?
ドル指数は主要6通貨(ユーロ、円、ポンドなど)に対するドルの総合的な強さを示す指標です。
米住宅指標好調でドル買い加速
24日の外為市場では、ドルが主要通貨に対して全面高となりました。背景には以下の要因があります
新築住宅販売が予想外の急増
- 8月の米新築住宅販売が20.5%増加
- 2022年初め以来の高水準を記録
- 値引きなどの販売促進策が奏功
この好調な住宅指標により、米経済は緩やかな減速にとどまるとの見方が強まり、ドル買いが進みました。
FRB議長の慎重発言が追い風
パウエル議長の慎重姿勢
パウエルFRB議長は23日の講演で、金融政策運営における難しいバランスについて言及:
- 利下げを急ぎすぎるとインフレ再燃のリスク
- 利下げが遅すぎると失業率が不必要に上昇
- データ次第で政策を決定する姿勢を強調
市場の反応
この発言は「やや含みを持たせた、タカ派的とも受け止められる内容」として評価され、ドル買いを後押ししました。
円は3週間ぶりの安値水準
ドル/円は0.83%上昇し、148円85銭まで円安が進行。3日連続の下落から一転して大幅に反発しました。ただし、専門家は「150円を超えるトレンド転換にはならない」との見方を示しています。
今週は26日発表のPCE物価指数が注目材料となります。
米国株続落、パウエル議長の「割高」発言で利益確定売りが加速
- 主要3指数が続落、パウエルFRB議長の「株価割高」発言が影響
- S&P500のPERは23-24倍で統計的に割高水準
- 今年30回近く最高値更新も、短期的にはリスク・リワードが悪化
PER(株価収益率)とは?
株価を1株あたり利益で割った指標で、株価が割高か割安かを判断する材料です。数値が高いほど割高とされます。
パウエル議長の「割高」発言が重し
24日の米株式市場では主要3指数が続落しました。背景にはパウエルFRB議長が前日の講演で「資産価格はかなり高く評価されている」と述べたことがあります。
主要指数の終値
- S&P500:6,637.97(-0.28%)
- ダウ平均:46,121.28(-0.37%)
- ナスダック:22,497.86(-0.33%)
統計的に割高な水準に到達
バリュエーション面での懸念
専門家の分析によると、現在の株式市場は以下の特徴を示しています
- S&P500のPERは23-24倍の高水準
- 今後5年間で年率15%の利益成長を織り込み済み
- 20の指標のうち19で統計的に割高
セクター別の動き
下落セクター
- 素材株が最大の下げ
- フリーポート・マクモランが17%急落(インドネシア鉱山の不可抗力宣言)
- マイクロン・テクノロジーが2.8%安(決算発表後)
上昇セクター
- エネルギー株が原油高で上昇
- リチウム・アメリカズが2倍近く急騰(トランプ政権の出資報道)
今後の見通し
専門家は「慎重な楽観」が続く一方で、短期的なリスク・リワードの悪化を指摘。強気相場は継続するものの、一時的な調整局面に入る可能性があるとの見方が広がっています。
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