2026

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2026/1/31

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米国株は3指数揃って下落、次期FRB議長指名や政府閉鎖懸念が重荷に

  • 米国市場は主要3指数が下落、ハイテク株が軟調
  • トランプ大統領が次期FRB議長にウォーシュ氏を指名
  • 地政学リスクや政府機関閉鎖の懸念も相場の重しに

米国株式市場は下落、不透明感が広がる

米国株式市場は、ダウ工業株30種平均、S&P500、ナスダック総合指数の主要3指数がいずれも下落して取引を終えました。

特にテクノロジー株やコモディティー(商品)関連銘柄が売られ、市場全体を押し下げる要因となっています。

ハイテク大手7銘柄で構成される「マグニフィセント・セブン」の指数も1.3%下落。

決算発表シーズンの中、Appleは好業績を受けて0.4%上昇しましたが、MicrosoftやMetaは値を下げています。

次期FRB議長人事と市場の反応

トランプ大統領は、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元理事を指名。

市場では彼を金融引き締めに積極的な「タカ派」寄りと見る向きがあり、警戒感が広がっています。

一方で、ウォーシュ氏は2026年の利下げを支持するとの見方もあります。

専門家からは「堅実な人選であり、投資家は歓迎すべきだ」との声も聞かれました。

その他の懸念材料

株価の重荷となったのは人事だけではありません。

イラン情勢を巡る地政学リスクや、30日に迫った連邦政府のつなぎ予算期限も投資家心理を冷やしました。

政府機関が再び一部閉鎖されることへの懸念が残っています。

 

ドル急伸、次期FRB議長指名や金(ゴールド)急落が影響

  • トランプ氏が次期FRB議長にウォーシュ氏を指名、ドル買いが加速
  • 金や銀などの貴金属相場が急落し、ドル高を後押しする要因に
  • 円相場は1ドル154円台後半へ下落、直近の為替介入額はゼロと判明

ドル全面高の展開、不透明感の中で買い優勢

30日の米金融市場では、主要通貨に対するドルの強さを示す「ブルームバーグ・ドル・スポット指数」が大幅に上昇し、昨年5月以来の高値を記録。

ドル円相場も一時1ドル154円79銭を付け、円安ドル高が進行しています。

今回のドル急騰には、大きく分けて「FRB人事」と「商品相場の急落」という2つの要因が絡んでいます。

次期FRB議長にウォーシュ氏指名

トランプ米大統領は、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元理事を指名すると表明。

市場では彼をインフレ警戒感の強い「タカ派」や「現実主義者」と見ており、積極的な利下げを行わないとの観測からドルが買われました。

また、ウォーシュ氏の起用はドルの価値を損なわない「安全な選択」と受け止められ、投資家の安心感につながっています。

貴金属の急落と根強いインフレ

金や銀などの貴金属相場が急落したことも、相対的にドルの価値を押し上げました。

これまでの「通貨価値の下落に備えた資産防衛(ディベースメント取引)」が巻き戻された形です。

さらに、12月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、インフレ圧力が根強いことが示された点もドル買い材料となりました。

円相場の動向と介入実績

円相場は対ドルで1%以上下落しました。

一方、財務省が公表したデータによると、過去1カ月間の為替介入額はゼロでした。

日本政府は「実弾」を使わずに、口先介入などで過度な円安を牽制していたことが明らかになっています。

用語解説

コモディティー(商品)とは?

金、銀、原油、穀物など、商品取引所で取引される実物資産のこと。これらの価格変動は、資源国通貨や世界経済に大きな影響を与えます。

卸売物価指数(PPI)とは?

企業間で取引されるモノの価格変動を測る指標。消費者物価指数(CPI)の先行指標とされ、インフレの動向を判断する重要な材料になります。

 

金・銀相場が歴史的な急落、原油は外交姿勢を受け小幅反落

  • 金相場が一時12%安、銀は36%安と歴史的な急落を記録
  • 次期FRB議長人事の報道によるドル高や利益確定売りが背景
  • 原油はトランプ氏のイラン対話姿勢を受け4日ぶりに反落

貴金属市場は大荒れ、記録的な売り局面に

ニューヨーク市場では金と銀のスポット相場が急落し、歴史的な波乱となりました。

金価格は一時12%を超えて下落し、1オンス=4,700ドルを割り込みました。

銀にいたっては一時36%あまり急落し、過去最大の下落幅を記録。

この暴落の引き金となったのは、トランプ大統領が次期FRB議長にウォーシュ氏を指名するとの報道。

これによりドルが買戻され、逆相関の関係にある貴金属に強い売り圧力がかかりました。

また、これまで相場が過熱していたため、投資家が利益を確定する口実を探していたという側面もあります。

原油は反落も、月間では大幅上昇を維持

原油先物相場は小幅に下落し、4営業日ぶりの反落。

トランプ氏が「イランは取引を望んでいる」と述べ、外交交渉に前向きな姿勢を示したことで、中東情勢の緊張が緩和するとの期待が広がったためです。

しかし、市場の警戒感は完全には消えていません。WTI原油先物は月間ベースで見ると16.2%上昇しており、2022年以来の大幅高となっています。

用語解説

ボラティリティーとは?

価格変動の度合いのこと。この数値が大きいほど、価格の動きが激しくリスクが高い状態であることを示します。

リスクプレミアムとは?

投資に伴うリスク(不確実性)に対して、投資家が上乗せして求めるリターンのこと。原油市場では、戦争などで供給が止まるリスクを価格に上乗せすることを指します。

 

 

 

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