2026

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2026/1/8

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S&P500が反落 トランプ発言で住宅・防衛に売り、AIは買い戻し

  • トランプ大統領のSNS投稿を受け、防衛関連株や住宅建設株が売られた
  • S&P500とダウ平均は下落したが、ナスダックはAI株人気で続伸
  • 経済指標は良好な結果となり、次回の雇用統計と利下げ判断に注目が集まる

7日の米市場はトランプ氏の発言に翻弄される

7日の米国株式市場は、主要指数で動きが分かれる展開。

S&P500は一時最高値を更新しましたが、最終的には0.34%の反落で取引を終えています。ダウ工業株30種平均も466ドル安と大きく値を下げました。

市場の重荷となったのは、トランプ大統領によるソーシャルメディアへの投稿。

「防衛企業の配当や自社株買いを制限する」「機関投資家による一戸建て住宅の購入禁止を進める」といった方針が示され、関連銘柄が急落。

これにより、市場全体の楽観ムードが後退。一方で、ベネズエラ産原油の管理計画が伝わった石油株の一角は堅調でした。

AI関連株と経済指標は明るい兆し

全体が下落する中で、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上昇しました。エヌビディアやアルファベット(Google)など、人工知能(AI)関連銘柄への買い意欲が強く、相場を下支えしています。

また、経済指標の内容も堅調でした。

12月のISM非製造業景況指数は1年ぶりの高水準となり、サービス業の景気が拡大していることを示唆しています。

市場関係者は9日発表の雇用統計を待ち、FRB(連邦準備制度理事会)の利下げペースを見極めようとしています。

ドル円は156円台後半で小動き、週末の雇用統計待ち

  • ドル円は156円台後半で推移し、主要通貨に対して小幅な動き
  • 米労働指標が予想を下回り、9日の雇用統計に注目が集まっている
  • 中国の対日輸出規制が日銀の利上げ判断に影響するとの見方も

ドル円は横ばい推移、決定打不足で様子見ムード

7日の為替市場では、ドルが主要通貨に対して小幅に上昇しましたが、全体としては大きな方向感が出ませんでした。

ドル円相場は1ドル=156円台後半で推移しています。米国のサービス業の景気が堅調さを示す一方で、求人件数などの労働関連指標は予想を下回る結果となりました。

強弱まちまちな経済指標を受け、投資家の間では「今は動きにくい」という空気が漂っています。市場の関心は9日に発表される重要な経済指標「米雇用統計」に集中しており、その結果を見極めるまでは積極的な取引が手控えられているようです。

日中関係の緊張が円相場の重荷に?

市場の一部では、中国商務省による日本への輸出規制措置が話題となりました。軍事転用可能な製品(デュアルユース)の輸出禁止により日中関係の緊張が高まれば、日本銀行が追加の利上げに慎重になる可能性があります。これが円を買われにくくする要因の一つとして意識されました。

また、ユーロ圏ではインフレ率が目標値の2.0%まで鈍化したため、ユーロが対ドルで下落しています。

【用語解説】

ハト派とは? 景気への配慮を優先し、金融緩和(利下げなど)に積極的なスタンスのことです。対義語はインフレ抑制を重視し、引き締めを行う「タカ派」。

米雇用統計とは? 米国労働省が毎月発表する雇用情勢のデータです。特に雇用者数や失業率は景気動向を敏感に反映するため、ドルの価値や株価に大きな影響を与えます。

原油は供給増観測で大幅続落、金も反落 「ベネズエラ原油」と指数リバランスが焦点

  • 原油価格は大幅続落、米国によるベネズエラ産原油の供給拡大が要因
  • 金相場も反落、投資ファンドなどの資産配分見直しによる売りが重荷に
  • 地政学リスクは継続しており、今後の市場の波乱要因として警戒される

原油は大幅続落、米国が供給拡大へ関与

ニューヨーク原油相場は大幅に続落。

WTI先物は1バレル=55.99ドルで取引を終えています。下落の主な要因は、米国政府によるベネズエラ産原油の管理強化です。

米エネルギー省は、米国がベネズエラ産原油の販売活動をすでに開始しており、供給を拡大させると表明。

市場ではもともと供給過剰が懸念されていましたが、米国主導でさらに多くの原油が出回る見通しとなり、売りが加速しています。

専門家は、重要な価格の節目である55ドルを割り込むと、さらに下落が進む可能性があると警告しました。

金は反落、資産配分の見直しが売り圧力に

金相場も反落し、1オンス=4,457.58ドルとなりました。銀やプラチナなど他の貴金属も急落。

今回の下落は、大規模な商品インデックス(指数)の構成比率見直しに伴う売りが主因。

金融機関などが運用方針に基づいて金の保有量を減らす動きが出たため、価格が押し下げられました。

一方で、中国による日本への輸出規制やベネズエラ情勢などの地政学リスクは依然として高く、安全資産としての需要がいつ戻るかが注目されます。

【用語解説】

  • WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)とは? 米国テキサス州周辺で産出される原油のこと。世界的な原油価格の基準(指標)の一つとして広く使われています。
  • リバランシングとは? 投資信託やポートフォリオにおいて、あらかじめ決めた資産配分比率に戻すための調整売買のことです。今回は金の比率を下げる調整が行われたとみられます。

 

 

 

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