【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。
情報収集の時短にぜひ活用してください。
国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします。
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです。
昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています。
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします。
目次
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
全てを一度に紹介しきれないので、定期的に更新します!
1日で数百億を動かす現役ディーラーが教える勝者のトレード書評 井口喜雄(著)
昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
米株式相場上昇、S&P500は今年45回目の最高値更新
大手銀行の決算発表がスタート
- JPモルガン・チェースの決算が安心材料となり、銀行株が買われる
- 純金利収入(NII)が予想外の増加
- ウェルズ・ファーゴのNIIは前年同期比11%減だが、第4四半期の落ち込み緩和を見込む
市場関係者の見解
- マイケル・ランズバーグ(ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントCIO)
- 決算シーズンは堅調が予想され、大手銀行も例外ではない
- クレジットカードの支払い延滞は低水準で、経済活動の活発化が銀行の収益を押し上げる
- デービッド・レフコウィッツ(UBSグローバル・ウェルス・マネジメント)
- 金融当局の利下げサイクル開始で、経済はさらに後押しされる
- 第3四半期の企業業績は最近の健全な傾向と合致するはず
- トルステン・スロック(アポロ・グローバル・マネジメント)
- 過去の利下げサイクルにおいて、経済のソフトランディング時は金融株が好パフォーマンス
その他の動向
- テスラが大幅安、無人タクシー「サイバーキャブ」のプロトタイプ発表も詳細不足で懐疑的な見方
- ウーバー・テクノロジーズとリフトの株価は急伸
まとめ
11日の米株式相場は上昇、S&P500種株価指数は今年45回目の過去最高値を更新しました。大手銀行の決算発表がスタートし、JPモルガン・チェースの純金利収入が予想外の増加となったことが安心材料となり、銀行株が買われました。
市場関係者の見解では、決算シーズンは堅調が予想され、金融当局の利下げサイクル開始で経済はさらに後押しされると指摘されています。過去の利下げサイクルにおいて、経済のソフトランディング時は金融株が好パフォーマンスだったとの分析もあります。
一方で、テスラは無人タクシー「サイバーキャブ」のプロトタイプ発表の詳細不足から大幅安となりましたが、ウーバー・テクノロジーズとリフトの株価は急伸しました。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
2024/11/07(次回FOMC) 1回⇨0.25%
- 0回→4.36%(-8.28%)
- 1回→95.64%(+8.28%)
- 2回→0%(%)
年内利下げ確率
- 1回→16.47%(+1.94%)
- 2回→83.53%(+1.94%)
- 3回→0%(%)
- 4回→0%(%)
米国債相場は小動き、インフレ抑制の進展示唆も利下げ確信度は低下
経済指標の動向
- 9月の生産者物価指数(PPI)が前月比横ばい、インフレ抑制の進展を示唆
- 10月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想外に低下
- 1年先のインフレ期待は2.9%と5カ月ぶりに上昇
金融当局の利下げ見通しに変化
- 金利スワップ市場は、FOMCが11月または12月の会合で政策金利を据え置く確率を約20%織り込む
- 米国債市場では、金融当局が年内にあと2回利下げをするかについて確信度合いが低下
米国債相場の動向
- 今週下落、ブルームバーグ米国債指数は4週連続の低下の可能性
- 米10年債利回りは4%を超え、30年債利回りは7月30日以来の高水準を付ける
FOMCメンバーの見解
- アトランタ連銀のボスティック総裁は11月の利下げ見送りに前向き
- サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は年内の追加利下げは1回か2回との見通し
まとめ
米国債相場は総じて小動きとなりました。9月の生産者物価指数(PPI)がインフレ抑制の進展を示唆しましたが、金融当局が年内にあと2回利下げをするかについては確信度合いが低下しています。
金利スワップ市場では、FOMCが11月または12月の会合で政策金利を据え置く確率を約20%織り込んでいます。米国債相場は今週下落し、ブルームバーグ米国債指数は4週連続の低下の可能性があります。
FOMCメンバーの見解では、アトランタ連銀のボスティック総裁が11月の利下げ見送りにオープンな姿勢を示し、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は年内の追加利下げは1回か2回との見通しを示しました。
ソシエテ・ジェネラルのチーフ為替ストラテジスト、キット・ジャックス氏は、市場の確信度合いは低下しているものの、「ハードランディング」回避への自信は強まっていると指摘。一方で、財政的な引き締めが講じられない場合、インフレ率上昇リスクが再浮上するとの懸念にも言及しました。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑