【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)

米国株式市場:半導体株の失速で主要指数は軒並み下落
ASMLの決算失望と半導体輸出規制の懸念
- オランダの半導体製造装置大手ASMLの決算が失望され、2025年の業績見通しを引き下げ
- ASMLの米預託証券(ADR)は16%下落
- 半導体輸出規制が厳格化される可能性も懸念され、半導体株に売りが集中
主要指数の下落
- S&P500種株価指数:5815.26(-0.76%)
- ダウ工業株30種平均:42740.42(-0.75%)
- ナスダック総合指数:18315.59(-1.01%)
- フィラデルフィア半導体株指数は9月上旬以来の大幅な下げ
投資家の見方と市場の反応
- BofAの投資家調査で、世界的に株式を売却するタイミングの可能性が示唆
- 株式への資産配分が拡大、債券へのエクスポージャーは縮小(債権への投資割合を減らすこと)
- 現金の資産配分比率は10月に3.9%と前月から縮小し、世界の株式の「売りシグナル」が点灯
個別企業の動向
- エヌビディアは4.5%下落
- ユナイテッドヘルス・グループは業績見通しを嫌気して株価が大幅下落
- BofAは決算が予想を上回り上昇、ゴールドマン・サックス・グループはほぼ変わらず
- シティグループは好調な決算にもかかわらず下落
市場関係者の見解
ダン・ワントロブスキ氏(ジャニー・モンゴメリー・スコット)
- 米株市場は大型株の主導に傾斜を強めていたが、決算シーズンに入り利益確定が見られるようになった
- チャート上で買われ過ぎと過度の伸長が示されたことが要因
スコット・ルブナー氏(ゴールドマン・サックス・グループ)
- 米株式相場は年末に向けて上昇基調を継続し、S&P500種株価指数は6000を上回ると予想
- 法人買いが市場に戻り、機関投資家がヘッジを外すことが見込まれる
まとめ
米国株式相場は、ASMLの決算失望と半導体輸出規制の懸念から反落しました。主要指数は軒並み下落し、特に半導体株への売りが目立ちました。投資家の間では、世界的に株式を売却するタイミングの可能性が示唆されています。一方で、ゴールドマン・サックス・グループのスコット・ルブナー氏は、年末に向けて米株式相場が上昇基調を継続すると予想しています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
2024/11/07(次回FOMC) 1回⇨0.25%
- 0回→9.35%(-2.78%)
- 1回→90.65%(+2.78%)
- 2回→0%(%)
年内利下げ確率
- 1回→14.33%(-8.07%)
- 2回→85.67%(+8.07%)
- 3回→0%(%)
米国債券市場:原油価格下落でインフレ懸念後退、長期金利が低下
原油価格の急落によるインフレ懸念の緩和
- 原油価格の急落を受け、インフレ加速への懸念が和らぐ
- 原油価格は数週間前から激しい値動きを続け、トレーダーは中東を注視
主要国債利回りの低下
- 米30年債利回り:4.32%(-2.10%)
- 米10年債利回り:4.03%(-1.72%)
- 米2年債利回り:3.95%(-0.25%)
- 10年債利回りは2カ月半ぶりの高水準から低下し、一時は7ベーシスポイント下げて4.03%を付けた
市場関係者の見解
クリストフ・リーガー氏(コメルツ銀行 金利・クレジット調査責任者)
- ディーラーの動きは単に原油先物に自動的に反応しているようだ
- この状況で長期のインフレ予想を調整することが理にかなうかどうかは別の問題
関連記事:米大統領選とインフレ・成長見通し
エコノミスト調査の結果
- ハリス副大統領、トランプ前大統領のいずれが勝利しても、今後4年間のインフレ率はFRBが予測する長期水準を上回ると予想
- 両候補が当選した場合、PCE価格指数は年率2.2%上昇、GDPは同2%増と見込まれる
- エコノミストの62%はハリス氏の方が経済成長や雇用、インフレの長期見通しにとって好ましい政策課題を追求すると予想
候補者の政策課題と懸念点
- トランプ氏の関税政策が最大の懸念
- どちらの候補の政権下でも米国の財政問題は悪化の可能性
- ハリス氏は富裕層や法人への増税を計画、トランプ氏は「トランプ減税」の延長や法人税率の一層の引き下げを掲げる
まとめ
米国債相場は、原油価格の急落によるインフレ懸念の緩和を受けて上昇しました。(価格上昇、利回り低下)
主要国債利回りは軒並み低下し、10年債利回りは一時7ベーシスポイント下げて4.03%を付けました。市場関係者からは、ディーラーの動きが原油先物に自動的に反応しているとの指摘がありました。
11月の米大統領選に関しては、エコノミスト調査の結果、ハリス副大統領とトランプ前大統領のいずれが勝利しても、今後4年間のインフレ率はFRBの予測を上回ると予想されています。両候補の政策課題には懸念点もあり、どちらの政権下でも米国の財政問題は悪化する可能性があります。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑