【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。
情報収集の時短にぜひ活用してください。
国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします。
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです。
昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています。
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします。
目次
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
全てを一度に紹介しきれないので、定期的に更新します!
https://fedman-blog.com/books-1/
1日で数百億を動かす現役ディーラーが教える勝者のトレード書評 井口喜雄(著)
https://fedman-blog.com/books-2/
書評:『負けない米国株投資術』–「負けない」ための米国株投資戦略 まりーさん(著)
https://fedman-blog.com/books-3/
昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)

米国株式市場:堅調な経済指標で株価上昇、ネットフリックスは時間外で乱高下
S&P500種株価指数
- 終値: 5841.47 (-0.02%)
ダウ工業株30種平均
- 終値: 43239.05 (+0.37%)
- 過去5営業日のうち4営業日で終値ベースで最高値を更新
ナスダック総合指数
- 終値: 18373.61 (+0.04%)
主要企業の動向
- エヌビディア: 上昇 (台湾積体電路製造TSMCの強気見通しを好感)
- トラベラーズ: 急伸 (四半期利益が前年同期の3倍に増加)
- ブラックストーン: 増益決算 (クレジット部門に投資家の資金流入)
経済指標と市場の反応
シティグループの経済サプライズ指数米国版
- 予想を上回る一連の経済データを受けて4月以来の水準に上昇
- 実際の発表値とアナリスト予想の差に基づく
小売売上高
- 9月の小売売上高: 前月比0.4%増 (エコノミスト予想の0.3%増を上回る)
- 消費の堅調さを示唆
週間の新規失業保険申請件数
- 市場予想に反して減少
市場関係者の見解
ブレット・ケンウェル氏 (eToro)
- 強い経済データが続けば将来の利下げ見通しは後退する可能性
- 企業決算と景気が株価を強力に押し上げている
- これらの柱が健在である限り、株価には良好な状態が続く
ジョシュ・ジャムナー氏 (クリアブリッジ・インベストメンツ)
- 堅調な経済指標により景気後退への懸念が和らぐ
- 投資家が景気と企業業績の成長見通しを修正
まとめ
米株式市場は、ダウ工業株30種平均が上昇し、過去5営業日のうち4営業日で最高値を更新しました。小売売上高が予想を上回り、消費の堅調さを示唆する結果となったことや、台湾積体電路製造(TSMC)の強気な見通しを受けて、半導体株に買いが広がりました。
シティグループの経済サプライズ指数米国版は、予想を上回る経済データを受けて4月以来の水準に上昇しました。市場関係者は、強い経済データが続けば利下げ見通しが後退する可能性があるものの、企業決算と景気が株価を押し上げていると指摘しています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
2024/11/07(次回FOMC) 1回⇨0.25%
- 0回→34.68%(+28.83%)
- 1回→65.32%(-28.83%)
- 2回→0%(%)
年内利下げ確率
- 1回→29.33%(+14.93%)
- 2回→70.67%(-14.93%)
- 3回→0%(%)
米国債:小売売上高の予想超えで利下げ見通し後退、利回り上昇
国債利回りの変化
- 米30年債利回り: 4.40% (+10.1bp, +2.34%)
- 米10年債利回り: 4.10% (+8.4bp, +2.10%)
- 米2年債利回り: 3.98% (+4.1bp, +1.03%)
国債利回り上昇の背景
- 小売売上高が強い数字となり、年内利下げ見通しが後退
- トレーダーが予想する金融緩和ペースに疑念が生じた
市場の利下げ予想
金利スワップ市場の織り込み
- 11月と12月のFOMCで合計42bpの利下げが織り込まれている
- 来年1月会合では合計61bpの利下げが織り込まれている
市場関係者の見解
マシュー・ウェラー氏 (フォレックス・ドット・コム)
- 11月の利下げ見合わせへの道は狭い
- 今後の重要統計が全て予想より強い経済を示す必要がある
- 2025年を見据えた今後の金利軌道は数週間前より高くなった
トム・ディガロマ氏 (カーバチャー・セキュリティーズ)
- 市場は経済指標の軟化傾向が続くとみていたが、一貫したテーマになっていない
- 11月会合では利下げの可能性の方が見送りよりも高いが、この見方は後退している
クインシー・クロスビー氏 (LPLファイナンシャル)
- 小売売上高は予想を大きく上回り、弱い景気論を否定した
- 景気の強さがインフレ上振れにつながるかどうかにFRBの懸念が集中する
- 次回FOMCでは依然25bpの利下げが見込まれている
まとめ
米国債相場は下落し、国債利回りは軒並み上昇しました。小売売上高が強い数字となったことを受けて、市場では年内利下げ見通しが後退しています。金利スワップ市場では、11月と12月のFOMCで合計42bpの利下げが織り込まれていますが、利下げ見通しは不透明感を増しています。
市場関係者は、経済指標の軟化傾向が一貫していないことを指摘し、11月会合での利下げ見送りの可能性が高まっていると見ています。ただし、次回FOMCでは依然25bpの利下げが見込まれています。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑