【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)を初心者にも分かりやすく要約しています
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています
情報収集の時短にぜひ活用してください
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです
昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします
目次
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
1日で数百億を動かす現役ディーラーが教える勝者のトレード書評 井口喜雄(著)
書評:『負けない米国株投資術』–「負けない」ための米国株投資戦略 まりーさん(著)
昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株:ハイテク株上昇、ナスダックは最高値更新も、市場の二極化に懸念
ブロードコムの急伸を受けたハイテク株の上昇
- ブロードコムが24%急伸し、過去最高値を更新
- 時価総額が初めて1兆ドルを突破
- AIチップ需要の急増を見込むとの明言が好感された
- 関連銘柄のマーベル・テクノロジー、マイクロン・テクノロジー、エヌビディアも連れ高
来週のFOMCでの利下げ期待と米国株の動向
- 0.25ポイントの利下げ決定なら、米国株の勢いがさらに増す可能性
- S&P500種は年初来27%値上がり
- ブルームバーグ調査では、2025年もS&P500種は欧州株をアウトパフォームすると予想
ハイテク株とその他銘柄の二極化に対する懸念
- ハイテク大手が快走する一方、他の銘柄が大きく後れを取っている状況
- AIや量子コンピューティングといったテーマの持続性を示唆
- ハイテク株の強さが他銘柄の平均的なパフォーマンスを覆い隠している
市場関係者の見解
トム・エッセイ氏(ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」創業者、メリルリンチ元トレーダー)
- AIや量子コンピューティングといったテーマがすぐに下火になることはないと指摘
- ハイテク株の強さが他の銘柄の平均的なパフォーマンスを覆い隠していると述べた
クリシュナ・グーハ氏(エバコアISI、元ニューヨーク連銀高官)
- 米金融当局は向こう3年の見通しに「トランプ・ショック」を完全には織り込まない見通し
- 不確実性が高いトランプ時代に金融政策をうまく対応できるよう、米金融当局はベースラインを中心に高い柔軟性を確保するアプローチで臨んでいると分析
まとめ
米国株式市場は、ブロードコムの急伸を受けたハイテク株の上昇が目立つ一方、その他の銘柄との二極化に対する懸念も浮上している。
来週のFOMCでは0.25ポイントの利下げが予想され、米国株の勢いがさらに増す可能性がある。
しかし、ハイテク株とその他銘柄の乖離が拡大していることから、投資家は市場全体の動向を注視する必要がある。
また、専門家からは、AIや量子コンピューティングといったテーマの持続性と、不確実性の高い環境下での米金融当局の柔軟なアプローチについての見解が示されている。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2024/12/18(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨450-475(4.50%)
※1回⇨0.25%
- 0回→2.87%(-2.44%)
- 1回→97.13%(+2.44%)
- 2回→0%(%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 2回→5.96%(+5.96%)
- 3回→94.04%(+7.06%)
- 4回→0%(-13.02%)
米国債:5日続落、利下げペース減速の懸念で2か月ぶりの大幅下落
米国債の5日続落と2カ月ぶりの大幅下落
- 来年の利下げペースが緩やかになるリスクが意識された
- 米10年債利回りは4.40%に跳ね上がり、3週間ぶりの高水準に
来週のFOMCでの利下げ予想とその後の見通し
- 0.25%ポイントの利下げが予想される
- インフレ率が2%の目標を上回る状況に対処するため、その後は利下げ一時停止の見通しが台頭
金利動向と市場の反応
- 3カ月物短期国債と10年国債の利回り格差が2022年11月以来初めてプラスに転じた
- 10年国債利回りは7.9ベーシスポイント(bp)上昇の4.403%、11月22日以来の高水準
- FRBの金利政策に敏感な2年物国債の利回りは5.5bp上昇の4.241%、11月27日以来の高水準
市場関係者の見解
イアン・リンジェン氏(BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト)
- タカ派的な利下げとなる可能性の方が高い米金融当局の次の動きに市場は備えていると分析
トム・フィッツパトリック氏(R.J.オブライエン(ニューヨーク)のグローバル市場調査部門長)
- FRBは1月に利下げを一時停止するという強い指針を示し、最終金利の予想に関してドット・プロットの修正をほぼ確実に行うだろうと予測
まとめ
米国債市場は、来年の利下げペースが緩やかになるリスクを意識し、5日続落となり、2カ月ぶりの大幅下落を記録した。
来週のFOMCでは0.25%ポイントの利下げが予想されているものの、その後はインフレ率が目標を上回る状況に対処するため、利下げ一時停止の見通しが台頭している。
この動きを受け、10年国債利回りは3週間ぶりの高水準を付け、2年物国債利回りも11月以来の高水準となった。
市場関係者からは、FRBのタカ派的な利下げとなる可能性や、1月の利下げ一時停止の指針、ドット・プロットの修正についての見解が示されている。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑