【経済ニュースまとめ】
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目次
- 1 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
- 2 昨日の市況まとめ 1分解説
- 3 経済指標カレンダー
- 4 株式市場(総合ニュース)
- 5 債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
- 6 為替市場(FX) 通貨強弱
- 7 コモディティ市場
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
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書評:『負けない米国株投資術』–「負けない」ための米国株投資戦略 まりーさん(著)
昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株式市場、週間では大幅安も20日は上昇-PCE減速で
主要株価指数の上昇
- S&P500種株価指数: 5930.85 (+1.09%)
- ダウ工業株30種平均: 42840.26 (+1.18%)
- ナスダック総合指数: 19572.60 (+1.03%)
インフレ懸念の一時的な後退
- 最新の経済統計によりインフレ懸念がいくらか静まる
- 11月の米個人消費支出(PCE)コア指数の伸びが低調
連邦公開市場委員会(FOMC)の政策方針
来年の利下げ回数の減少
- 市場は動揺
- 経済データはFOMCの判断を正当化
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の焦点
- インフレ面での進展に注目
- 景気の冷え込みを政策当局者に納得させる可能性
市場関係者の見解
アート・ホーガン氏 (Bライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト)
- FOMCの発表に市場は過剰反応
- 強力な経済データに後押しされたFOMCの判断は良いニュース
オル・ソノラ氏 (フィッチ・レーティングスの米経済調査担当責任者)
- 向こう数カ月で関税と移民の政策を見極めてから追加利下げを検討
クリス・ラーキン氏 (モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャル)
- 次期政権の政策を巡る不確実性から、1月の利下げ見送り確率は高い
その他の要因と市場の反応
米政府機関の閉鎖の影響
- 投資家の不安を募らせる
- 下院共和党はつなぎ予算案を採決する予定
米消費者マインド指数の動向
- 12月に上昇し、5カ月連続で改善
- 共和党支持者のセンチメントは上昇、民主党支持者は悲観的
トリプルウィッチング (オプション決済の集中)
- 個別株と指数、上場投資信託(ETF)のオプション決済が重なる
- 規模は約6兆5000億ドルに相当し、今年最大
まとめ
20日の米国株式市場では、最新の経済指標によりインフレ懸念が一時的に後退したことから主要株価指数が上昇した。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)が来年の利下げに慎重姿勢を強めたことを受け、市場は週間ベースでは大幅に下落した。
市場関係者の見方は、FOMCの判断を支持する一方で、政府機関の閉鎖や次期政権の政策を巡る不確実性を懸念材料として挙げている。また、この日はオプション決済が集中する「トリプルウィッチング」であり、市場の変動要因となった。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
※1回⇨0.25%
- 0回→91.45%(0%)
- 1回→8.55%(0%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 1回→23.97%(-30.62%)
- 2回→76.03%(-30.62%)
米国債、インフレ鈍化で利下げ観測強まり上昇
米国債相場の上昇
- インフレデータが予想を下回り、来年の利下げ観測を後押し
- 取引終盤に高値を離れる
主要な国債利回りの変化
- 米30年債利回り: 4.72% (-0.32%)
- 米10年債利回り: 4.53% (-0.74%)
- 米2年債利回り: 4.31% (-0.05%)
イールドカーブのスティープニング
- 2年債利回りの下げ幅が10年債を下回る
- 週の終わりのポジション調整で一部巻き戻される可能性
市場予測と専門家の見解
来年の利下げ予測
- 金利スワップ市場は約39ベーシスポイント(bp)の利下げを織り込む
- ウォール街アナリストの多くはより多くの利下げを期待
ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略責任者、スバドラ・ラジャッパ氏
- 来年は25bpの利下げが4回あると予想
- 成長の減速、雇用の減速、インフレの減速を見込む
フィデリティ・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ジュリアン・ポテンザ氏
- FOMCは緩和サイクルの次の段階に移ったことを示唆
- 緩やかな緩和サイクルが続くと予想
その他の要因と市場の反応
トランプ次期米大統領の政策への懸念
- 歳出と財政赤字の増加が予想され、長期米債権への投資を躊躇させる
ノーザン・トラスト・アセット・マネジメントの見解
- イールドカーブのスティープニングが継続すると予想
まとめ
米国債相場は、インフレデータが予想を下回ったことから上昇した。
これにより、来年の利下げ観測が強まり、イールドカーブのスティープニングが一部巻き戻された。
市場参加者は、連邦準備理事会(FRB)による緩和サイクルの継続を予想しているが、トランプ次期大統領の政策による財政赤字拡大への懸念もある。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑