【経済ニュースまとめ】
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目次
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一週間の通貨の動き(12/16~12/20)
一週間の為替市場 まとめ
12月16日(月)
円安が進行、ドル/円は154円台へ
- この日の外国為替市場では、円がドルに対して下落し、約3週間ぶりの安値となる1ドル=154円台に突入
- 背景には、米国で来年の利下げペースが鈍化するリスクが意識される一方、日本銀行が今週(18─19日)の金融政策決定会合で利上げを見送るとの観測が強まったことがある
米経済指標の強弱混在とドル指数の小幅変動
- 米サービス業の景況感は拡大し、製造業の低迷が示された。ブルームバーグ・ドル指数は小幅下落したが、ドル/円は底堅さを維持
- カナダ・ドルは財務相辞任報道でいったん下落したが、その後持ち直し、FOMC前で市場全体に慎重な雰囲気が残る中、ドルの動きも限定的だった
欧州の政治動向:ドイツ信任投票とフランス成長見通し
- ドイツ連邦議会がショルツ首相に対する信任投票を実施、不信任が信任を上回る結果に、来年2月に前倒し総選挙が行われる可能性が高まった
- フランス銀行(中銀)は来年・再来年の成長見通しを下方修正し、政治的混乱が家計や企業の信頼感に悪影響と指摘、ユーロ相場には下押し材料となった
NY外為市場ではドルが小幅上昇
- 今週に控えるFRB(米連邦準備理事会)、日銀、イングランド銀行など主要中銀の会合を前に、投資家は様子見ムード
- CMEフェドウオッチによると、FOMC(17─18日)で0.25%利下げが97%程度織り込まれている
【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/12/17国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
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12月17日(火)
ブルームバーグ・ドル指数は小幅高、ドル/円は153円台へ
- ブルームバーグ・ドル指数が小幅に上昇する一方、ドル/円は153円台前半へ下落、米国債利回りの低下に連動して、ドル売りがやや優勢となる場面が見られた
- 米小売売上高(11月)は前月比0.7%増と、市場予想(0.5%増)を上回ったものの、細部には強弱混在の内容があり、積極的なドル買いにつながらなかった
日本当局の警戒感
- ドル/円が円安方向に更に進むと、財務省が「口先介入」などで動くリスクがあるとの見方がくすぶる。153円台前半までの調整は、こうした警戒感の表れとも言われる
カナダ・ドルとブラジル・レアルの動向
- カナダ・ドルはフリーランド財務相辞任の余波が残り、一時2020年3月以来の安値を付けたが、その後は持ち直し。解散総選挙への思惑が引き続き相場を動かす
- ブラジル・レアルは過去最安値を更新。ブラジル中銀が30億ドル規模のドル売り介入を実施するほど、財政赤字や債務増大への懸念が深刻化している
NY外為市場 終盤:ドルは主要通貨に対して上昇
- 米小売売上高が底堅いことが確認されたことで、終盤はドル買いがやや優勢に。ドル指数は一時107.08まで上昇
- ただし、FOMC直前のため、大きなポジションは取りにくく、ドル/円は153円台後半で取引を終える
【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/12/18国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
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12月18日(水)
FOMCでの「タカ派的利下げ」実施
- FRBは市場予想通り0.25%利下げを決定。同時に公表した金利・経済見通しでは、来年の利下げ回数見通しが9月時点の4回から2回に下方修正され、ドル買いを誘発
- パウエル議長は「今後はインフレの進展を見極めつつ慎重に進める」と述べ、タカ派寄りのスタンスを示唆
ドル/円は一時154円78銭、3週間ぶり高値
- ドルが主要通貨に対して急伸し、2年ぶりの高水準を記録したドル指数に連動する形で、ドル/円も上昇
- 日銀の利上げ見送り観測が強い中で円売りが進み、ドル/円は154円後半を付けた
ユーロ・ポンド・豪ドルなど主要通貨安
- ユーロ/ドルは3週間ぶり安値の1.036ドル台まで下落。ポンド/ドルも1.25ドル台半ばへ急落
- イングランド銀行は翌日(19日)の会合で金利据え置きが大勢見通しとされ、ポンドの重しに
- 豪ドル、NZドルも下落し、豪ドルは2022年10月以来の、NZドルは2年ぶりの安値をそれぞれ更新
ビットコイン急落
- 10万0734ドルまで一時5.34%下落。パウエル議長が「ビットコイン備蓄を目指す政府計画にFRBは関与しない」と述べたのが材料視された
【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/12/19国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
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12月19日(木)
日銀が現行政策維持、円売り・ドル買いが加速
- 日銀は18─19日にかけての金融政策決定会合で、誘導目標を据え置くと決定。植田和男総裁は「賃金の追加的な情報が必要」と述べ、ハト派スタンスを続けた
- これを受け、ドル/円は一時157円81銭まで円安が進み、約5カ月ぶりの安値(円安)を更新
ドル指数・米長期金利上昇、ポンド安
- ブルームバーグ・ドル指数は3日連続の上昇。12月に入ってからの上げ幅は2.3%超
- 同日イングランド銀行も金利据え置きを発表し、さらに緩和的方針を示唆したため、ポンドは対ドルで1.25ドルを割り込む場面があった
- 日本の財務省による介入の可能性が指摘される中、円の下落ペースが一段と注目を集める。
米政府機関閉鎖リスク
- ワシントンでは予算案をめぐる協議が難航しており、政府機関が一部閉鎖されるリスクもくすぶる。市場のリスク回避要素として気にされるものの、ドル買いの流れを阻むほどには至らず
【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/12/20国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
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12月20日(金)
ドルが反落、だが週全体では上昇トレンド
- この日は米国債利回りが低下し、ドル指数が2年ぶり高値から調整売りに押された
- ただし、週間ベースで見ると3週連続の上昇となり、ドル高基調は変わらず
PCE物価指数の伸び鈍化と当局のけん制
- 米11月PCE価格指数は前年比2.4%上昇で前月2.3%から加速も、前月比では伸びが鈍化、インフレの急加速に至っていないとの見方から、ドル買いがいったん利食いに傾いた
- 一方、日本の加藤財務相や三村財務官が「急激な円安を憂慮」「行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取る」と発言。これが円買いを誘い、ドル/円は156円台へ下落
ユーロ・ポンドの動き
- ユーロは一時1.034ドル台まで売られたが、終盤には1.04ドル台まで戻すなど値動きが荒い
- ポンドは一時1.2475ドルと1カ月ぶり安値を付けた後、1.25ドル台を回復。イングランド銀行の据え置き決定と、理事の一部が利下げに傾いたことが重しとなった
【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/12/21国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。
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まとめ
- FOMCの「タカ派利下げ」と日銀のハト派据え置きが際立ち、週を通じてドル高・円安が鮮明となった。特に19日には一時157円台後半まで円安が進行
- 週末にかけては米インフレ指標の伸び鈍化や日本政府当局のけん制が出て、ドルの上昇が一服。それでも全体的には「FRBの利下げペース減速を示唆するタカ派姿勢」が相場を主導し、ドル高の基調が保たれた