【経済ニュースまとめ】
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株式市場:ハイテク株中心に売られ主要3指数下落、週間では上昇
主要指数の動向
- S&P500種株価指数: 5970.84 (-66.75, -1.11%)
- ダウ工業株30種平均: 42992.21 (-333.59, -0.77%)
- ナスダック総合指数: 19722.03 (-298.33, -1.49%)
市場の状況
- 取引量が少ないため、値動きが大きくなる傾向
- ナスダック100指数は1.4%下落
- 大型ハイテク株が下げの中心
専門家の見解
- ケニー・ポルカリ氏(スレートストーン・ウェルス)
- 週末と祝日の影響で取引量が少なく、動きが増幅される可能性
- 今週は大きな投資判断を避けるべき
- ジェイソン・プライド氏、マイケル・レイノルズ氏(グレンミード)
- 超大型株やテクノロジー株には大幅なプレミアムが残っている
- 収益が予想を下回った場合、下落につながる可能性
- ポートフォリオの多様化が重要
- トム・エッセイ氏(ザ・セブンズ・リポート)
- 市場の陶酔感はなくなり、投資家は平常心を取り戻している
- アドバイザーは最近のボラティリティーを無視しており、リスクが高い
まとめ
米国株式市場は、主要3指数がそろって下落して取引を終えました。ハイテク株やグロース株が売り圧力にさらされ、S&P500の全セクターが下落しました。
専門家は、取引量が少ない中で値動きが増幅されやすいことや、超大型株やテクノロジー株のバリュエーションに注意が必要だと指摘しています。
また、投資家は平常心を取り戻しつつあるものの、アドバイザーがボラティリティーを無視していることがリスクになり得ると警鐘を鳴らしています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
※1回⇨0.25%
- 0回→89.31%(+2.14%)
- 1回→10.69%(-2.14%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 1回→48.45%(-0.39%)
- 2回→51.55%(+0.39%)
米国債市場:利回り曲線はスティープ化、2年債利回りは低下
- 2年債のみ上昇、他の年限は下落
- 利回り曲線のスティープ化が進行
- 2年債と10年債の利回り差が30bp超(2022年以来)
- 12月第1週までは逆イールドの状態
市場の状況
- 薄商いの中、国債利回りが上昇
- 来週発表される経済指標に注目が集まる
専門家の見解
- ジャック・マッキンタイア氏(ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメント)
- 米株式市場の売り圧力が国債相場に影響
- 潜在的な富の移転を示唆し、景気見通しが変わる可能性
- 見通しが悲観的になれば、米国債への投資意欲に影響
- ブライス・ドーティ氏(シット・フィクスド・インカム・アドバイザーズ)
- 投資家の税金対策が株式売却の一因となり、年末年始にかけて国債相場に影響の可能性
- 薄商いの中、相場の振れが拡大
- 株式と債券の双方が税金対策の影響を受けている
今後の注目点
- 12月30日: 住宅販売保留指数
- 12月31日: S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数
- 1月2日: 週間新規失業保険申請件数
まとめ
米国債市場では、2年債のみが上昇し、他の年限は下落しました。利回り曲線のスティープ化が進行し、2年債と10年債の利回り差が2022年以来の30bp超となりました。
専門家は、米株式市場の売り圧力や投資家の税金対策が国債相場に影響を与えている可能性を指摘しています。
また、景気見通しが悲観的になれば、米国債への投資意欲が影響を受ける可能性があるとの見方も示されました。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑