2024/12

経済ニュースまとめ 週始めの重要ニュース 2024/12/9

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目次

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経済指標カレンダー

金融ポータルサイト、Investing.com 日本によって提供されている経済カレンダー

週初めのニュース

シリア情勢の変化

アサド政権の崩壊

  • 反体制派がダマスカスに進攻し、アサド政権が崩壊
  • アサド氏一家はロシアに亡命

国際社会の反応

  • 米国のトランプ次期大統領は不介入を主張
  • イスラエルはシリア付近に軍を配備

韓国の政治危機

尹錫悦大統領に対する捜査

  • 韓国検察が「非常戒厳」を巡り捜査を開始
  • 金龍顕前国防相を緊急逮捕

政治的混乱

  • 弾劾訴追案は成立せず
  • 与党は秩序ある退陣計画を準備
  • 最大野党は弾劾訴追案の再提出を目指す

米国の金融政策

トランプ次期大統領のスタンス

  • パウエルFRB議長の交代計画はない
  • 金融政策や金利設定に発言権はあるが、命じるべきではない

米ハイテク企業の業績見通し

増益率の減速

  • 2025年は18%増益の予想(2024年は34%増益)
  • エヌビディアを除く6社は2025年に3%増益にとどまる見通し

S&P500種との比較

  • S&P500種全体の増益率は2024年10%から2025年13%に伸びる予想
  • 大手ハイテク企業はもはけん引役にはならない

サンリオの株価上昇

年初来の株価推移

  • 年初来で2.5倍に上昇
  • TOPIX卸売業指数で上昇率1位

知的財産(IP)事業の成功

  • ハローキティなどのIP事業で収益を伸ばす
  • 豊富なキャラクターラインナップ

市場関係者の見解

  • 川崎朝映シニアアナリスト(岩井コスモ証券)
    • 任天堂が切り開いたIP多面展開ビジネスモデルを本格的に追随する段階に入った

まとめ

シリアでは反体制派の進軍によりアサド政権が崩壊し、アサド氏一家はロシアに亡命した。韓国では尹錫悦大統領に対する捜査が開始され、政治的混乱が続いている。米国ではトランプ次期大統領がパウエルFRB議長の交代計画を否定した。

米ハイテク大手7社の増益率は2025年に減速する見通しで、S&P500種全体のけん引役にはならないと予想されている。一方、サンリオの株価は知的財産事業の成功により年初来で2.5倍に上昇し、市場関係者からも高い評価を受けている。

11月の米雇用統計の要点と影響

非農業部門雇用者数の回復

  • ハリケーンと大規模ストの影響で前月に急減速していたが回復
  • 労働市場は著しく悪化はしていないものの、減速傾向

失業率の上昇

  • 失業率は上昇傾向にあり、労働市場の軟化を示唆

市場関係者の見解

マイケル・ブラウン氏(ペッパーストーン)

  • 12月に25bpの利下げを予想
  • 労働市場も正常化を続けている

クリス・ザカレリ氏(ノースライト・アセット・マネジメント)

  • 労働市場は軟化しつつあるものの健全
  • 12月の25bp利下げを予想
  • 強気相場は年末から来年早期にかけて続く見通し

シーマ・シャー氏(プリンシパル・アセット・マネジメント)

  • 12月利下げの可能性を補強
  • 労働市場に亀裂が生じており注意が必要
  • 2025年初頭から利下げペースを減速させる公算が大きい

フロリアン・イエルポ(ロンバー・オディエ・インベストメント・マネジャーズ)

  • 金利正常化は継続も本格的な景気対策にはならない可能性
  • 株式市場は安心するが、金利市場は将来のインフレを懸念
  • ドルが安定する可能性を示唆

ジェフリー・ローチ氏(LPLファイナンシャル)

  • 12月会合で利下げ実施の見通し
  • 来年1月に利下げを休止する可能性

ジャック・マッキンタイア氏(ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメント)

  • 12月利下げ実施の可能性
  • 金融緩和の拡大圧力は限定的
  • ターミナルレート(金利の最終到達点)とその道筋が重要に

まとめ

11月の米雇用統計は、ハリケーンと大規模ストの影響から回復を示したものの、失業率の上昇もあり労働市場の減速傾向を示唆しました。市場関係者の多くは12月のFOMCで25bpの利下げを予想しています。ただし、その後の利下げペースについては意見が分かれており、インフレ動向や金利の最終到達点が注目されます。

今週のアメリカ注目指標

通貨強弱(為替市場)

先週(12/2~12/6)

先々週(11/25~11/29)

↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

債券市場 金利市場

CMEのFedWatchツールの見方はこちら

総合:利下げ織り込み(先週比)

今日

先週

次回FOMC利下げ確率(先週比) 1回⇨0.25%

  • 0回→14.87%(-19.09%)
  • 1回→85.13%(+19.09%)
  • 2回→0%(%)

年内利下げ織り込み(先週比) 1回⇨0.25%

  • 2回→0%(%)
  • 3回→36.09%(-41.55%)
  • 4回→63.91%(+41.55%)

 

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