経済ニュース速報まとめ わかりやすい市場分析とは?
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週初めのニュース
目次
欧州議会選挙
- 試金石に
- 欧州議会選挙はウクライナでの戦争やトランプ前米大統領の返り咲きの可能性といった重要問題への対処で方向性が示される試金石となる。
- ドイツの社会民主党(SPD)は歴史的な大敗、極右勢力のドイツのための選択肢(AfD)に後れを取り、3位に転落。
- フランスのマクロン大統領は、与党連合が極右政党の国民連合(RN)に惨敗し、国民議会を解散、新たな選挙を表明。
米連邦公開市場委員会(FOMC)
- 意見分かれる
- 来週のFOMC会合で年内に何回の利下げを示唆するかについて、エコノミストの見方は分かれている。
- FOMCの「ドット・プロット」は今年3回の利下げ見通しから後退、2回の利下げを示唆するかどうかは微妙。
- ブルームバーグ調査:エコノミストの41%が2回利下げを予想、41%が1回または全く行われないと予想。
イスラエル政治
- 離脱表明
- イスラエルの野党指導者ガンツ前国防相が戦時内閣から離脱を表明。
- ガンツ氏はネタニヤフ首相が人質を取り戻し、ガザ統治を終わらせる計画を提示しなければ政権を離脱すると述べていた。
- ガンツ氏:「ネタニヤフ氏は真の勝利を達成するのを妨げている」。
米株市場
- 米株高の裾野
- 米株高の流れが続くには新たな担い手が必要。
- トゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー氏:「株高の裾野の広がりが必要」。
- テク大手の利益の伸びは今後鈍化、素材やヘルスケア業界は利益拡大が見込まれる。
サウジアラムコ
- 強い需要
- サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの株式売却で外国人投資家に売り出し株の約60%を割り当て。
- アラムコ株売り出しには米国と欧州から強い需要、英国、香港、日本のファンドも参加。
- 総額650億ドル以上の注文が集まる、年間124億ドルの配当は6.6%の利回り。
最新の金利見通しと市場の反応
米国
FRBの金利見通し
- 12日にFRB当局者の最新の金利見通しが発表
- 金融緩和への決意の手掛かり
- FOMCは7会合連続で金利据え置き予想
- ドット・プロット(金利分布予測図)の予測
- 41%のエコノミストは年内2回の利下げを予想
- 同数のエコノミストは1回または利下げなしを予想
最近の経済指標
- 2022年3月からFF金利を5ポイント以上引き上げ
- 昨年7月以降高水準を維持
- 4月のPCE価格指数:2.7%
- 5月の雇用統計:雇用者数大幅増加、賃金上昇加速
市場の反応と予測
- FRBは金利据え置きを長引かせる可能性
- 利下げの条件:インフレ率が2%に近づくこと、良好なデータの再出現
日本
日銀の政策決定会合
- 13、14日に開催
- 政策金利据え置き予想
- 国債購入額の減少議論の可能性
経済指標
- 1-3月期の成長率改定値:景気縮小の確認見込み
- 長期金利の上昇が円を支える可能性
英国
労働統計
- 4月までの3カ月の賃金上昇を予想(前年同月比6.1%上昇)
中央銀行の動向
- 労働統計の結果が利下げ見送りの可能性を高める
- 4月のGDP:プラス圏にならない見込み
- 第2四半期の軟調な滑り出し
政治情勢
- 選挙キャンペーンの影響で中銀当局者の発言控え
ユーロ圏
経済指標
- 10日に発表の鉱工業生産:3カ月で最小の伸び予想
- 第2四半期の低調なスタート示唆
政治情勢
- 9日に結果公表の欧州議会選挙への注目
今週のアメリカ注目指標
日付 | 時刻 | 経済指標・イベント |
---|---|---|
6/12(水) | 21:30 | 5月消費者物価指数(CPI) |
↓ | 27:00 | FOMC |
↓ | 27:30 | パウエルFRB議長、定例記者会見 |
6/13(木) | 21:30 | 5月卸売物価指数(PPI) |
↓ | 21:30 | 前週分新規失業保険申請件数 |
債券市場 金利市場
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今日
先週
総合:利下げ織り込み(先週比)
今日
先週
- 2024/07/31 8.90%(-5.66%)
- 2024/09/18 52.90%(-7.66%)
今週の展望
先週は米雇用統計で一気に流れが変わりました。それまでは、アメリカの経済指標が弱くなって来ていることから、金利は低下、ドル安の地合いでしたが、強い雇用統計を受け、一気に巻き戻す形になりました。
しかし、失業率が4%(+0.1%)と上昇していること、長期金利は週間ベースで低下しているなど、市場はこれから更に金利が上がるとは思っていない様子です。
今週の注目はCPI、FOMC(金利見通し)ですね。市場は年内の利下げはあっても2回と織り込んでいますが、FOMCの金利見通しはどうなのか、要注目ですね。
CPIも強い結果になれば、更に年内の利下げ確率が低下しますが、そもそも2回から1回と織り込んでいるので0回になって金利が大きく上昇することは考えにくいと思います。
これからまた利上げをするとなると話は変わってきますが、流石にそこまではならなそうです。
金利は低下、ドル安でメインシナリオは変わらず、株は下がる場面もありそう。(経済指標の低下)そんな感じです!今週もよろしくおねがいします!
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊