2024/6

【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/6/25

【経済ニュースまとめ】

 わかりやすく要約とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。

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国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。

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昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。

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株式市場(総合ニュース)

昨日(24日)は長期金利低下、ドル小幅安、株安でした。

株式市場の解説

株価指数の動向

  • S&P500種株価指数
    • 終値: 5447.87
    • 前日比: -16.75ポイント(-0.31%)
    • 内容: テクノロジー株が下落したが、エネルギーや金融銘柄は上昇。
  • ダウ工業株30種平均
    • 終値: 39411.21
    • 前日比: +260.88ポイント(+0.67%)
    • 内容: 全体的に上昇した。
  • ナスダック総合指数
    • 終値: 17496.82
    • 前日比: -192.54ポイント(-1.09%)
    • 内容: 大型ハイテク株中心のナスダック100指数は1.2%下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%下落。

主要企業の動向

  • エヌビディア
    • 3営業日連続で株価が下落。
    • 時価総額が約4300億ドル減少。
    • 株価の3日間での下落率は13%に達し、調整局面に入った。
    • 株価売上高倍率(PSR)は23倍で、S&P500種の中で最も高い評価を受けていた。

アナリストの見解

  • ジョナサン・クリンスキー氏(BTIG)
    • 年初からの株高の反動で、多くの銘柄が短期的に売られる懸念があると指摘。
    • S&P500種がさらに大きく下げないためには、セクター間のローテーションが必要。
  • ブルームバーグの調査
    • 回答者の約25%が今後1ヶ月で株式保有を減らす計画。
    • 保有を増やす予定の回答者は19%。
    • S&P500種の年末予測は5606ポイント(現行水準から約2.5%高)。
  • ミラー・タバクのマット・メイリー氏
    • 大型ハイテク株の弱さが他のセクターに波及するリスクがある。
    • テクノロジーセクターの短期的な下落はあり得るが、AI関連事象が後半に注目される。

注目イベント

  • マイクロン・テクノロジーの決算(6月26日発表)
    • 市場に大きな影響を与える可能性がある。
  • モルガン・スタンレーの見解
    • 「質の高い」大型株が米国株のパフォーマンスを牽引。
    • 市場はインフレや金利よりも経済成長の減速に注目。
    • ディフェンシブ銘柄への投資を推奨。

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)

今日

昨日

総合的利下げ織り込み(前日比)

今日

昨日

  • 2024/09/18 74.33%(+3.00%)
  • 2024/11/07 100%

年内利下げ確率 2回→90.33%(+3.68%)

米国債市場の動向

債券市場の概要

  • 30年債が上昇
    • 特に大きな理由はなく、月末の取引による影響と考えられる
  • 10年債も買われた
    • 債券の利回りはほぼ変わらず

注目すべき経済指標

  • 第1四半期のGDP確定値
    • 発表日:6月27日
  • 5月のPCE価格指数
    • 発表日:6月28日
    • 専門家の見解:PCE価格指数の発表までは大きな動きはないだろうと予想

FRB(連邦準備制度)の利下げ予測

  • FRB関係者の意見
    • シカゴ地区連銀グールズビー総裁:インフレがさらに低下すれば利下げの可能性あり
    • サンフランシスコ地区連銀デイリー総裁:インフレ率が2%になるまで利下げに反対
  • 金利先物市場の動向
    • 9月に0.25%の利下げが行われる確率:61.2%
    • 年内に約2回の利下げが予想されている

債券利回りの詳細

  • 10年債利回り
    • 現在の利回り:4.251%
    • 前週より少し低い
    • 月初から25ベーシスポイント下がっている
  • 2年債利回り
    • 現在の利回り:4.738%
    • 前週より少し上昇
  • 2年債と10年債の利回り格差
    • 2年債利回りが10年債利回りを48.6ベーシスポイント上回っている

為替市場(FX) 通貨強弱(前日)

通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

為替市場の動き

円相場

  • 160円の壁: 円相場は1ドル=160円の大きな節目を意識した動きが続いています。
  • 財務官の発言: 財務官の神田真人氏が「いつでも介入する準備がある」と発言しましたが、市場の反応はあまり大きくありませんでした。

市場の反応

  • ロンドン時間での動き: ロンドン時間では一時的に円が急反発し、158円82銭まで上がりました。しかし、これは日本銀行の介入を示唆するには不十分だと見られています。
  • 介入の可能性: 160-165円の範囲で介入があり得るとされています。重要なのは円安のスピードで、特定の円の水準ではありません。

ドルの動向

  • ドル指数の低下: ドル指数が1264.37と前日比-0.29%となり、5月以来の大幅な下げを記録しました。これは四半期末のフローや米国債利回りの低下が原因です。
  • ニューヨーク外為市場: ドルが対円で8週間ぶりの高値から下落し、一時的に160円をわずかに下回る場面もありました。最終的にドル/円は159.65円で取引を終えました。

今後の見通し

  • 次の日銀介入: 専門家は、次の日銀介入が160円20銭よりもドル高の水準で発動される可能性が高いと予測しています。
  • 日銀の金融政策: 日銀は物価の上昇リスクに注目しており、データ次第で適時に金利を引き上げる必要があるとしています。

その他の主要通貨

  • ユーロ/ドル: $1.0737(0.39%上昇)
  • 英ポンド/ドル: $1.2690(0.4%上昇)
  • 豪ドル/米ドル: $0.6655(0.2%上昇)
  • 人民元: 1ドル=7.2598元(7カ月ぶりの安値に近づく)

暗号資産

  • ビットコイン: 6%下落して$60319.00
  • イーサリアム: 6.3%下落して$3302

その他の市場 金 原油

原油市場

主要トピック

  • 原油先物相場の反発
    • ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は1バレル=81.63ドル、前営業日比1.1%(90セント)上昇。
    • ロンドンICEの北海ブレント8月限は1バレル=86.01ドル、前営業日比0.9%(77セント)上昇。

背景

  • ドル安
    • ドルの価値が下がったことにより、ドル建ての原油価格が相対的に高くなった。
  • ロシアと西側諸国の緊張
    • ロシアはクリミア半島へのミサイル攻撃を受けて米国を非難し、結果責任を負うと警告。
    • 欧州連合(EU)はロシア関連の船舶27隻に制裁を科した。

金市場

主要トピック

  • 金相場の反発
    • ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は1オンス=2344.40ドル、前営業日比0.6%(13.20ドル)上昇。
    • 金スポット価格は1オンス=2332.22ドル、前営業日比0.4%上昇。

背景

  • ドルの軟調推移
    • ドル安が金相場を支え、先週末21日の下げを一部取り戻す形となった。

先行きの見通し

  • 米利下げの可能性
    • 市場関係者は、28日に発表される5月の米個人消費支出(PCE)価格指数に注目。
    • サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏の見解では、米利下げ見通しが明確になるまで、金相場は1オンス=2280-2380ドルの範囲で推移すると予測。

 

今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊