【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。
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株式市場(総合ニュース)
S&P 500種株価指数
- 終値: 5576.98
- 前営業日比: +4.13
- 変化率: +0.07%
ダウ工業株30種平均
- 終値: 39291.97
- 前営業日比: -52.82
- 変化率: -0.13%
ナスダック総合指数
- 終値: 18429.29
- 前営業日比: +25.55
- 変化率: +0.14%
S&P 500種の動向
- トレンド: 6営業日続伸、1月以来の長期連続高
- 注目株: 金融株がしっかり
- パウエル議長の発言: 雇用市場冷え込みの兆候強調
- 市場所見: 年内利下げの可能性は維持
重要ポイント
パウエル議長の議会証言
- 雇用市場のリスク: 雇用市場冷え込みの兆候
- 失業率: 3カ月連続上昇
- 利下げのタイムライン: 明確なタイムライン提供なし
- 金融規制: 大手銀行に求める資本増強計画の修正で合意が近い
市場関係者のコメント
- JPモルガン・チェース マイケル・フェローリ氏
- 市場に年内の利下げに向けた準備を促す発言
- ブック・リポート ピーター・ブックバー氏
- 経済見通しと金融当局の二大責務におけるバランスの取れた見方
- 9月利下げの可能性
- 米国債利回り上昇はパウエル議長の発言に無関係の可能性
- エバコア クリシュナ・グハ氏
- パウエル議長の発言をハト派的に解釈
- 11日のインフレ統計が評価を下支えする可能性
- BMOキャピタル・マーケッツ イアン・リンジェン氏
- 雇用に重視するトーン
- 9月利下げの選択肢が残されている
まとめ
現在、市場の注目点は、パウエル議長の議会証言とその影響です。特に雇用市場の冷え込みと利下げの時期が注目されています。市場関係者は年内の利下げを引き続き期待しており、これが金融株の堅調さやS&P 500種指数の過去最高値更新にも影響しています。9月の利下げ可能性が検討されており、今後のインフレ統計に注目が集まります。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
- 2024/09/18 76.65%(-4.07%)
- 2024/11/07 100%
年内利下げ確率 2回→98.44%(-0.06%) 3回→0%(0%)
債券市場の概要
- 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言の影響で国債利回りが上昇
- 米30年債利回り: 4.49% (+2.5 BP)
- 米10年債利回り: 4.30% (+1.8 BP)
- 米2年債利回り: 4.62% (-0.6 BP)
重要ポイント
パウエル議長の議会証言の影響
- 市場予想とのズレ: 発言が予想ほどハト派でなかったため、国債利回りが上昇
- 経済見通し: 米経済は「過熱状態ではない」としつつ、金利に関する具体的な今後の行動の時期については言及せず
- インフレデータ: 「さらなる良好なデータ」が見られれば、インフレ率が2%目標に低下しているとの確信が強まると発言
債券市場の動向
- 長期債利回り: 5日ぶりに上昇
- 短期債利回り: 2日連続で上昇
- 欧州債の軟調: 米国債全体に重しとなる
- 3年債入札の影響: 堅調な3年債入札(発行額580億ドル)が下げを縮小させた
市場関係者のコメント
トーマス・ウラノ氏(セージ・アドバイザリー)
- 経済指標が軟調だったため、パウエル議長が予想よりもハト派的になると予測していたが、実際の発言はそれほどハト派ではなかった
LSEGの先物市場予測
- 9月に最初の利下げが実施されると予想
- 12月末までに合計0.50%ポイントの利下げが予想されている
投資ポイント
- 短期債と長期債のバランス: 短期債は政策緩和の恩恵を受けやすいため、短期債の比重を高める投資戦略が有効
- インフレデータの注目: 今後発表されるインフレデータがFRBの評価に影響を与えるため、データの動向を注視
まとめ
米国債市場はパウエル議長の予想外の発言により軟調な動きを見せました。特に短期債は政策緩和の恩恵を受けやすいため、今後の投資では短期債の比重を高めることが有効とされます。市場は依然として年内の利下げを予想しており、今後のインフレデータが注目されます。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑
その他の市場 金 原油
原油市場の動向
WTI原油先物
- 続落
- 1.1%下落し81.41ドル/バレル
北海ブレント原油
- 1.3%下落し84.66ドル/バレル
市場の変動要因
パウエル議長の証言
- 労働市場の冷え込み言及で一時上昇
- 利下げ示唆なく上昇分を消す
原油供給状況
- テキサス州の石油設備、ハリケーンの影響軽微
- ロシアの原油輸出が大幅減少
需要見通し
- 夏場の消費増加期待
- 中国の消費に対する懸念
金相場の動向
スポット価格
- 小反発
- 0.2%上昇し2364.53ドル/オンス
先物価格(COMEX)
- 0.2%上昇し2367.90ドル/オンス
金市場の注目点
中央銀行の購入
- ウズベキスタン、セルビア、チェコが金準備拡大
- 中欧・東欧諸国での人気上昇
今後の注目イベント
- 11日の米CPI発表
- 中国共産党の中央委員会第3回総会
市場参加者の見方
BOKファイナンシャル・セキュリティーズ
- 神経質な取引
- 高金利長期化への懸念
まとめ
原油市場はパウエル議長の議会証言の影響を受けて続落しましたが、特に高金利の長期化懸念やロシアの原油輸出減少が注目されます。一方、金市場は中央銀行による金購入が続き、小反発しています。今後の市場動向に影響を与える可能性のある米CPI発表および中国の中央委員会第3回総会にも注目が集まります。
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊