2024/7

【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/7/19

【経済ニュースまとめ】

 わかりやすく要約とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。

情報収集の時短にぜひ活用してください。

国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。

初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします。

当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです。

昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。

金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています。

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目次

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株式市場(総合ニュース)

昨日(18日)は金利上昇、ドル高、株安でした。

株式市場全体の動向

米株式相場の下落

  • 主要株価指数の下落
    • S&P500: -0.78%
    • ダウ工業株30種平均: -1.29%
    • ナスダック総合指数: -0.70%
  • 大型テクノロジー株の影響
    • 大型テクノロジー株の下げが他の銘柄にも拡大
    • ナスダックが約1週間にわたり影響を受ける

業種別動向

小型株・金融銘柄の影響

  • 小型株の影響
    • ラッセル2000指数は約2%安
    • 過去最高水準からの調整
  • 金融銘柄の動向
    • 幅広い分野への資金流入

個別銘柄の動向

パフォーマンスの違い

  • エヌビディア: 上昇
  • アップル: 下落

経済指標と金融政策

米金融政策の動向

  • インフレ対策
    • 金融当局がインフレと闘う姿勢
    • 利下げの楽観が市場に影響
  • 労働市場の変化
    • 新規失業保険申請件数の急増

市場の見方と戦略

投資家の行動

  • ローテーションの動き
    • 大型株からの資金引き揚げ
    • 小型株や他の分野への資金シフト

まとめ

米国株式市場は18日、大型テクノロジー株の下落を起点に全面安の展開となりました。

S&P500、ダウ、ナスダックの主要3指数がそろって下落し、これまで牽引役だった大型株から小型株へのローテーションが顕著になっています。

投資家の間では利下げ期待が続く一方で、景気懸念も強まっており、市場心理は複雑な状況です。

新規失業保険申請件数の急増など、弱い経済指標が注目を集めています。

また、S&P500の頻繁な最高値更新を背景に、市場の過熱感も指摘されており、短期的な調整や値固めの可能性が高まっています。

このような状況下で、投資家は大型株偏重から脱却し、より幅広いセクターへの分散投資を検討する動きが見られます。

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)

今日

昨日

総合的利下げ織り込み(前日比)

今日

昨日

  • 2024/09/18 100%(0%)
  • 2024/11/07 100%

年内利下げ確率 2回→51.64%(+8.00%) 3回→48.36%(-8.00%)

利回りの上昇

  • 30年債: 4.42% (+4.5bp)
  • 10年債: 4.20% (+4.4bp)
  • 2年債: 4.47% (+3.4bp)

イールドカーブの変化

  • 2年債と10年債のスプレッド拡大
  • イールドカーブのスティープ化

経済指標の影響

新規失業保険申請件数

  • 24.3万件(前週比+2万件)
  • エコノミスト予想(23万件)を上回る

労働市場の弱さ

  • 予想以上の申請件数増加
  • 経済減速の兆候

金融政策への影響

利下げ期待の高まり

  • 9月の利下げ観測が強まる
  • FRBの政策転換への期待感

債券市場の反応

取引終盤の動き

  • 2年債利回り: 4.463% (+3.4bp)
  • 10年債利回り: 4.19% (+4.4bp)

利回り格差

  • 2年債と10年債の格差: -27bp(1bp拡大)

まとめ

債券市場では、失業保険申請件数の増加を受けて利下げ観測が高まり、利回りが低下しました。

しかしその後、FRBの金融政策の先行き不透明感などから買い戻しが入り、利回りは上昇に転じた。

2年債と10年債の利回り格差の拡大は、今後の景気減速懸念を反映している可能性があります。

為替市場(FX) 通貨強弱(前日)

通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

円相場

  • ドル/円: 157.38円 (+1.18円, +0.76%)
  • 6週間ぶりの円安水準

ドル指数

  • 1253.71 (+5.97, +0.48%)
  • 3営業日ぶりの上昇

ユーロ相場

  • ユーロ/ドル: 1.0896ドル (-0.0043ドル, -0.39%)

円相場の要因

国内勢のドル買い

  • 最近の円急騰を受けての動き

円ショートポジション

  • ポジションの拡大
  • スクイーズのリスク

日銀政策への注目

  • 7月の日銀会合が重要なカタリスト
  • 利上げ可能性の過小評価指摘

欧州の金融政策

ECBの金融政策

  • 中銀預金金利を3.75%で据え置き
  • 9月の政策決定は「未決定」

欧州経済の懸念

  • 工業セクターの鈍い回復
  • 弱い信用動向

米国経済指標

フィラデルフィア連銀業況指数

  • 7月は13.9と予想を上回る
  • 4月以来の高水準

今後の展望

FRBの金融政策

  • 7月30-31日のFOMCに注目
  • 利下げへの期待

市場の焦点

  • 日銀会合
  • グローバルPMI
  • 雇用データ

まとめ

円は対ドルで下落しました。

これは、日本の輸入企業などによるドル買い需要や、日銀の政策修正観測が背景です。

一方、ユーロも対ドルで下落しました。

これは、ECBが金融政策の方向性を明確に示さなかったことが要因です。

今後の為替市場は、日米の金融政策決定会合の内容に注目が集まります。

その他の市場 金 原油

WTI原油先物

  • 8月限: 82.82ドル/バレル(ほぼ横ばい)
  • 前日比2.6%上昇から一服

ブレント原油先物

  • 9月限: 85.11ドル/バレル(ほぼ横ばい)

原油市場の要因

在庫状況

  • 米原油在庫: 487万バレル減少
  • 2月以来の低水準

プロンプトスプレッド

  • 1.5ドルのバックワーデーション
  • 需要超過の強気シグナル

供給リスク

  • カナダの山火事による生産影響
  • 日量40万バレルの生産リスク

金市場の動向

金スポット相場

  • 2453.17ドル/オンス (-5.62ドル, -0.2%)

金先物(COMEX)

  • 8月限: 2456.40ドル/オンス (-3.50ドル, -0.1%)

金市場の要因

金融政策への注目

  • 弱いインフレ指標
  • 早期利下げ期待

労働市場の軟化

  • 新規失業保険申請者数の増加
  • 継続受給者数の増加

地政学リスク

  • 米国選挙への注目
  • 中国・欧州との緊張懸念

今後の展望

原油市場

  • 供給リスクと需要動向のバランス
  • 在庫水準の推移

金市場

  • FRBの政策動向
  • 地政学リスクの影響
  • モルガン・スタンレーは第4四半期に2650ドル/オンスを予想

まとめ

WTI原油価格はほぼ横ばいで取引されたが、米原油在庫の減少とカナダの山火事の影響で強気シグナルが点灯。ブレント原油価格も同様に安定。

金価格は若干の下落。米失業保険申請件数の増加やFRBの利下げ観測が影響しつつ、市場は金への資金流入を予測。地政学リスクも依然として金の支援材料となっている。

 

今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊