2024/9

【経済ニュースまとめ】・為替市場の一週間まとめ9月16日~9月20日

【経済ニュースまとめ】

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一週間の通貨の動き(9/16~9/20)

↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

 

一週間の為替市場 まとめ

 

週前半(9/16 – 9/17)

  • 円の動き: 円は対ドルで一時1年ぶりの高値となる139円台に突入しましたが、その後140円台後半へと戻りました。日本の祝日で市場の流動性が低く、影響を受けやすかった
  • ドル指数: ドル指数は4営業日続けて下落し、1月以来の安値に達しました。この下落は、FOMCでの利下げ観測が背景にあります
  • 市場の期待: 金利スワップ市場では50bpの利下げ予想が盛り返し、円高が予想される。異なる見解があり、市場では不安定な動きが見られました

週中盤(9/18 – 9/19)

  • FOMC後の反応: パウエルFRB議長の発言により、円は対ドルで上昇(円高)しましたが、すぐに上げを消しました。(円安へ)ドル指数は回復し、傾向としてはドル高の方向へ
  • 市場関係者の見解: 市場関係者は、FRBの政策はバランスが取れているとして円が金利差縮小で恩恵を受けたと分析しました
  • アジア市場: アジア通貨はドルに対して上昇し続けた一方、ポンドは2年ぶりの高値を記録。市場では、米国の景気後退の可能性が低くなったとの分析がポジティブに受け取られました。

週後半(9/19 – 9/20)

  • 日銀の動きと円相場: 日銀の金融政策決定会合後、追加利上げに慎重な姿勢が示され、円は対ドルで下落しました(円安)
  • その他通貨の動向: ユーロや豪ドル、中国人民元はドルに対して弱い動きを示しましたが、英ポンドは堅調な上昇を見せました。

まとめ

今週の為替市場は、FOMCと日銀金融政策決定会合という2大イベントに翻弄された1週間でした。

週前半はFOMCでの大幅利下げ観測から円高・ドル安が進み、円/ドル相場は一時139円台と約1年ぶりの円高水準を記録しました。しかし、米国の好調な経済指標が発表されると流れは一変。さらに、FOMCで0.5%の利下げが決定されたものの、パウエルFRB議長が追加利下げに慎重な姿勢を示唆したことから、ドル買いが再燃し円安方向へ転換しました。

週後半は日銀の金融政策決定会合に注目が集まりました。結果は市場予想通り金融緩和の維持でしたが、植田総裁が追加利上げの可能性に言及しつつも、現状では時間的猶予があると発言したことが、市場にハト派的印象を与え、円安が加速しました。

結果として、週を通してドル円相場は大きく変動し、143円台後半で週末を終えました。

一方、ドル指数は週前半に1月以来の安値を記録したものの、後半は持ち直し、米国経済の底堅さを印象付けました。

その他、アジアの主要通貨はドルに対して上昇、英ポンドも2年ぶりの高値を記録するなど、世界的に見てドル安基調は根強いものの、今週は経済指標や金融政策に対する市場の反応が大きく、変動の激しい1週間となりました。

大きなイベントを終えて、このまま円安が継続するのかは、微妙な感じがします。日銀の利上げもどこまでやるのか織り込みきっていないですし、そもそもアメリカは利下げなので。

日銀の利上の天井が見え隠れし始めたら、ドル円ロングの時期かもしれませんね!(日米の金利差は残るので)

なんにせよ、今週も生き残れたことに感謝です!来週もよろしくお願いします!