2025/1

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2025/1/16

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今朝のニュースまとめ

経済、金融ニュースまとめ】・海外記事まとめ

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※更新はAM8:00頃

1. 米CPIの鈍化で利下げ観測が再燃

昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は、特に食品とエネルギーを除いた「コア指数」の伸びが市場予想を下回り、前月比で6カ月ぶりに鈍化しました。宿泊費や医療サービス費の伸びの鈍化、家賃の控えめな上昇が抑制要因として挙げられています。この結果を受け、短期金融市場では利下げ観測が高まり、エコノミストの間でも3月または7月の利下げが意識されています。

CPI(消費者物価指数):物価の動きを測る指標。食品やエネルギー価格を除いた「コアCPI」は経済の基調を見るのに重要です。

利下げ:中央銀行が金利を下げることで、借入コストが下がり、経済の活性化を狙う政策です。


2. イスラエルとハマス、停戦で合意

イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦に合意し、過去15カ月間にわたり続いていた戦闘が一時停止される見通しです。今回の停戦では、ハマスが拘束していた33人の人質を解放し、イスラエルもガザから撤退する予定です。この動きが中東地域の安定化に向けた新たなステップとなるか注目されています。


3. インフレ状況改善の兆しと課題

米連邦準備制度(FRB)の複数の総裁が、インフレの状況が引き続き改善していると発言しました。一方、リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレを目標の2%に戻すためには、引き続き「景気抑制的な政策」が必要であると指摘しています。

FRBは現在、インフレ抑制と景気成長のバランスを取る難しい局面にあります。利下げが進む一方で、経済の過熱を防ぐための対応が引き続き求められる状況です。


4. 米経済は「わずかに上向く」:ベージュブック

米地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、ホリデーシーズンの好調な消費活動が、経済活動をわずかに押し上げました。雇用の伸びは限定的でしたが、企業の多くは2025年を楽観視しており、移民や関税政策の変更についての懸念も指摘されています。


5. 米銀4行の決算好調、追い風を予感

JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスを含む米大手銀行4行は、2024年の利益が過去2番目の高水準を記録しました。特にJPモルガンは、年間利益が米銀行史上初めて500億ドルを突破し、次期トランプ政権への期待も高まっています。ゴールドマンのCEOは「2025年にかけて追い風を感じている」と述べ、今後の経済環境に対する期待感を示しました。

2024年の好調な業績は、貸出金利の上昇や消費の強さによるものでした。一方、次期政権による規制緩和や税制改革が企業利益をさらに押し上げる可能性があります。

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