【経済ニュースまとめ】
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株式市場、不安定な取引の中続落
S&P500種株価指数
- 5営業日続落
- 終値:5868.55(前営業日比-13.08、変化率-0.22%)
ダウ工業株30種平均
- 終値:42392.27(前営業日比-151.95、変化率-0.36%)
ナスダック総合指数
- 終値:19280.79(前営業日比-30.00、変化率-0.16%)
- ナスダック100指数は0.2%安で終了
注目の個別銘柄
- テスラ:5営業日続落、年間自動車販売台数が過去10年余りで初めて減少、株価は約20%下落
- アップル:2.6%下落、中国で最新モデルのiPhoneを最大500元値引きする異例のセール開始との報道
市場関係者の見解
リサ・シャレット氏(モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメント)
- 今年は企業の収益力が問われる
- 昨年末の米株式相場の続落について「悪い兆候だと言うにはまだ早い」
トム・エッセイ氏(ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」)
- 米下院議長選でマイク・ジョンソン氏の再選に注目
- 複数回の採決が必要な場合、「共和党内の結束という面で悪い兆候となり、成長志向の政策への期待が損なわれる」
まとめ
米株式相場は5営業日続落し、S&P500種株価指数、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数ともに下落して取引を終えた。電気自動車大手のテスラは年間販売台数が過去10年余りで初めて減少し、株価は約20%下落した。一方、12月28日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比9000件減の21万1000件と、8カ月ぶりの低水準となり、労働市場の堅調さを示した。
市場関係者の間では、今年は企業の収益力が問われるとの見方がある。また、米下院議長選の行方によっては、共和党内の結束に悪影響を及ぼし、成長志向の政策への期待が損なわれる可能性が指摘されている。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
※1回⇨0.25%
- 0回→88.24%(-1.60%)
- 1回→11.76%(-1.60%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 1回→28.43%(+1.11%)
- 2回→71.57%(-1.11%)
米国債相場はまちまち、経済指標と社債発行に影響される
利回りの動き
- 米30年債利回り:4.78%(前営業日比-0.1bp、変化率-0.02%)
- 米10年債利回り:4.56%(前営業日比-1.0bp、変化率-0.22%)
- 米2年債利回り:4.24%(前営業日比±0bp、変化率0.00%)
相場の概要
- 米国債相場はまちまち
- 10年債は上昇(利回り低下)して始まったが、新規失業保険申請件数の減少、活発な社債発行、原油高を受けて下落に転じる場面があった
- 薄商いの中、方向感を欠く取引となった
市場関係者の見解
ジョージ・ゴンカルベス氏(MUFGセキュリティーズアメリカ 米マクロ戦略責任者)
- 2025年の米国債カーブは2年債を除き、4%を上回った状態が続くとの見方
- タカ派の米金融当局と財政政策を巡る不透明感、供給増加で10年債利回りは高止まりするとの指摘
ジャン・ネヴルジ氏(TDセキュリティーズ 金利ストラテジスト)
- 全てが極めて抑制されているとの見方
- 国債と社債の双方で、より多くの発行が見られるまで大きな動きはないとの見通し
今後の注目点
1月10日:12月雇用統計発表
1月7日~9日:財務省による国債入札
- 7日:3年債(580億ドル)
- 8日:10年債(390億ドル)
- 9日:30年債(220億ドル)
まとめ
米国債相場は、新規失業保険申請件数の減少や活発な社債発行、原油高などを受けて方向感を欠く展開となった。市場関係者からは、2025年の米国債カーブは2年債を除き4%を上回った状態が続くとの見方や、国債と社債の発行増加まで大きな動きはないとの指摘があった。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑