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目次
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一週間の動き

先週

今週の為替市場 高市新総裁で円安加速、週末のトランプ発言で一転
今週の為替市場は、週初に自民党新総裁に高市早苗氏が選出されたことをきっかけに、大規模な財政出動と金融緩和継続への思惑から円が猛烈な勢いで売られました。
ドル円は連日年初来安値を更新し153円台まで急落しましたが、週末にトランプ大統領の対中関税に関する発言が飛び出すと、市場は一気にリスクオフムードに。
安全資産として円が買い戻され、週の終わりにかけて円安の流れが急反転する、政局と地政学リスクに大きく揺さぶられた一週間でした。
10/6(月)高市氏勝利の衝撃、円が急落し150円台へ
週末の自民党総裁選で高市早苗氏が勝利したことを受け、市場は「アベノミクス」路線が強化されるとの見方を強めました。
大規模な財政出動と金融緩和継続への思惑から円が全面安となり、対ドルで一時150円48銭と約2カ月ぶりの安値を記録。
対ユーロでは過去最安値を更新するなど、日本の新政権に対する市場の反応が鮮明に出た一日でした。


10/7(火)止まらぬ円安、「高市トレード」で152円に迫る
週明けからの円売り基調がさらに加速。高市新政権への期待を背景とした「高市トレード」が本格化し、円は対ドルで一時152円台に乗せ、約7カ月半ぶりの安値を更新。
財務相からの口先介入(牽制発言)もありましたが、市場の円売り意欲は根強く、キャリー取引も活発化しているとの見方から円の下落に歯止めがかからない状況でした。


10/8(水)円安5日続落、市場は介入ラインを探る展開に
円安の流れは止まらず、5営業日連続の下落。
ドル円は一時153円に迫る水準まで売られ、2月以来の安値を付けました。
市場では、政府・日銀による為替介入への警戒感も出始めましたが、具体的な動きがない中で、介入が実施される水準を探るように円を売る動きが続きました。
米政府機関閉鎖の中でも、日本の状況が相対的にドル買いを誘う展開となりました。


10/9(木)高市総裁の円安牽制も効果は限定的、円は6日続落
高市新総裁が「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」と発言したことで、円が一時的に買い戻される場面がありました。
しかし、これは事実上の「口先介入」と受け止められ、市場の円安トレンドを覆すには至らず。
結局、円は買いの勢いを失い、6営業日続落して引けました。市場はより具体的な政策を見極めたいとの姿勢を強めました。


10/10(金)トランプ発言で市場急変、リスクオフで円が急伸
週を通して続いた円安の流れが、週末に急反転。
トランプ大統領が中国に対する大幅な関税引き上げを警告したことで、米中対立の再燃懸念から市場は一気にリスクオフムードに。
安全資産とされる円が買い戻され、ドル円は153円手前から151円台まで急下落。
週前半の国内政局要因を、週末の地政学リスクが吹き飛ばす形で一週間を終えました

